DJふぉいがメンシプ490円に値下げした理由が賢すぎる件

DJふぉいのYouTubeメンバーシップが、月額5400円から490円になりました。
およそ11分の1です。
発表があったのは2026年8月25日。
同じ日に、5400円のころにあった「秘密の花園」という特典が、これから入る人には付かなくなることも発表されました。
ネットでは「これなら入りやすい」と喜ぶ声のほか、値下げを経営の判断として受け止める見方も。
ただ、この値下げには少し引っかかるところがあります。
ふぉいがこのメンバーシップを始めたのは、レペゼンを解任された直後だったんです。
今回は、何が変わって会員は何をすればいいのかを整理したうえで、解散から8か月がたった元メンバーたちが今どこにいるのかまで見ていきたいと思います。
5400円で入れた「秘密の花園」が490円に
2026年8月25日、Foyの公式スタッフアカウントが「メンバーシップ変更のお知らせ」を投稿しました。
文章は、先日行われた生誕祭で会員に直接お礼を伝えられた、という報告から始まっています。
中身はシンプルで、その日から月額490円に変わるというもの。
新しいプランで受け取れるのは、メンバー限定の動画と、限定のスタンプやバッジです。
限定動画については「今後さらに増やしてまいります」と書かれていました。
では、5400円だったころは何があったのか。
ちなみに発表文には、5400円という金額そのものは書かれていません。
ただ、変更前からネットには「ふぉいのメンシプは月5400円」という投稿がいくつも残っていて、そこから前の値段がたどれる状態になっています。
いちばん大きかったのが、「秘密の花園」と呼ばれる非公開アカウントでした。
会員だけが入れる場所があって、そこでふぉいの投稿が読める。
もうひとつが、誕生日に届くバースデーカードです。
動画でもグッズでもなく、「近くにいられること」そのものが特典だったわけですね。
今回の変更で、この花園への新しい招待は終わります。
490円のプランに、花園は含まれません。
つまり5400円というのは、コンテンツの値段ではなく、距離の値段だったということ。
解約してはいけない3つと花園が終わる日
いま入っている人がいちばん知りたいのは、自分の会員はどうなるのかというところだと思います。
発表によると、やることは2つだけとのこと。
ひとつめは、8月31日までは何もしないことです。
旧プランは自動で終わるので、こちらから手を動かす必要はありません。
しかも最後の月の料金は、YouTubeから返金されると書かれています。
ふたつめは、終わったあとに490円のプランへ入り直すこと。
このとき「いま使っているのと同じGoogleアカウント」で入り直せば、継続月数のバッジは通算で引き継がれます。
逆に、やってはいけないことも3つ挙げられていました。
- 自分で解約する
- 自分でプランを変更する
- 別のGoogleアカウントで入り直す
上の2つをやってしまうと、最後の月の返金を受け取れなくなる場合があるそうです。
3つめは、何か月続けてきたかがリセットされて新規扱いになってしまう。
親切心で先に手続きを済ませようとした人ほど損をする形なので、ここは動かないのが正解ということになりますね。
気になるのは、すでに花園にいる人がどうなるのかです。
こちらは急に見られなくなるわけではなく、2027年2月末まではこれまで通り。
バースデーカードも、それまでは届く対象のままだとのこと。
裏を返すと、2027年2月末で花園もカードも終わります。
まだ花園に入っていない会員のために、8月31日までは参加の申請を受け付けるとも書かれていました。
加入した経路によっては画面に出る金額が違うこともあるそうで、490円で入りたいならパソコンやSafariでyoutube.comを開いてほしい、という案内も添えられています。
値下げの本当の理由はヒカルの4万5000人か
さて、なぜ11分の1にしたのか。
発表文では「もっと気軽に参加できる形にしてほしい」という声が多かったから、と説明されています。
もちろんそれもあるのでしょう。
ただ、この夏のYouTubeで起きていたことを並べると、別の景色が見えてきます。
2026年8月9日、ヒカルが自分のチャンネルでメンバーシップを開設しました。
名前は「光の会」で、月額490円。
ふぉいと同じ金額です。
そして8月21日、ヒカルは会員数を自分で公表しました。
開設から12日で4万5000人。
報道では、この時点で月商およそ2200万円と伝えられています。
YouTubeのメンバーシップ開設から12日が経過しました
現在会員は45000人です
(写真はYouTubeの仕様で1日遅れなので43700人)他にインスタのサブスクが3500人
化粧品ヘアケアのサブスクが48000人
馬刺しとお米が10000人
くらいなので単価とか全然違ってて被ってる人もいますが… pic.twitter.com/WviSVdIbWG— ヒカル (@kinnpatuhikaru) 2026年8月21日
他のサブスクの人数まで一緒に出しているあたり、余裕たっぷりです。
そのヒカルは、この夏に落語家としてデビューして、ある一言で炎上したばかりでもありました。
490円という値段でどれだけの人が集まるのか、その答えが数字つきで表に出たわけです。
そのわずか4日後に、ふぉいの値下げが発表されました。
値段を決める人にとって、他人の実測値ほどありがたい材料はないと思います。
会員数が公表されていないので、5400円時代にどれくらいの規模だったのかはわかりません。
それでも、5400円は入る人を選ぶ値段で、490円は入る人を増やす値段だというのは、はっきりしています。
売っているものが、距離から人数に変わった。
これが今回の値下げの中身なのだと思います。
そしてもうひとつ大事なのが、ふぉいはこの売り物を変えられる立場にいたということ。
メンバーシップが収入の柱でなくなっていたから、思い切って下げられたわけですね。
その話をするには、2024年の秋まで戻る必要があります。
解任された2週間後に始まっていた5400円
ふぉいが5400円のメンバーシップを始めたのは、2024年11月のことです。
その2週間ほど前、2024年11月1日にふぉいはRepezen Foxxを解任されていました。
しかも本人にも理由がわからないまま、グループの公式アカウントで発表されるという形。
翌日には自分で動画を出して、困惑していることを話しています。
ふつうなら、しばらく止まってもおかしくない場面。
ところがふぉいは、解任されたその月のうちに、月5400円のメンバーシップを始めました。
グループの看板が使えなくなった直後に、自分の名前で人が集まる場所を作ったことになります。
しかも安売りではなく、5400円という強気の値段で。
そこから先も止まっていません。
2025年7月には、eスポーツチームを運営するNOEZ FOXXという会社の代表取締役社長に就任しました。
NOEZ FOXXは、ふぉいを中心に作られたゲーミングチーム。
プロゲーマーが所属していて、大会の競技シーンにも本気で挑んでいるそうです。
2026年1月には「DJ Foy」から「Foy」へ名前を変え、eスポーツを軸にした事業から、もっと広い分野へ広げていくことも発表しました。
DJ? Foyの名称変更および2026年以降の経営方針を発表https://t.co/cgXqSpNr2N
— NOEZ FOXX (@noezfoxx_jp) 2026年1月29日
DJという肩書きを、自分から外したわけです。
レペゼンの解散ライブが行われたのは、2025年12月31日。
ふぉいが会社の代表になったのは、その半年前です。
つまりふぉいは、解散をきっかけに動いたのではありません。
切られた日から、もう動き出していたということ。
今回の値下げが安売りに見えないのは、この1年9か月があるからだと思います。
解散から8か月でこんなに違う5人のその後
Repezen Foxxが解散したのは、2025年12月31日です。
福岡のみずほPayPayドームで「Repezen the Final」というライブを行い、そこで区切りをつけました。
ただ、この時点でグループにメンバーは1人も残っていません。
2024年3月に銀太が、5月にまるが脱退。
8月には、リーダーだったDJ社長本人が、メンバーにも関係者にも知らせないまま脱退を宣言します。
理由は今もはっきりしていません。
そして11月にふぉいが、12月に脇が解任され、2024年の大晦日にメンバーはゼロになりました。
2025年の解散ライブは、誰もいなくなったグループの看板を、1年かけて正式に下ろす式だったんです。
再結成については、2025年9月の時点で「今後そういう予定は一切ありません」と否定されています。
それから8か月。
5人が立っている場所は、きれいに分かれています。
DJ社長が活動の終了を発表したのは、2026年8月8日でした。
88分8秒という長い動画を出したあと、SNSのアカウントも消えています。
お金の話も続いていて、社長は2023年1月の時点で、自分に借金が10億円あることを公表していました。
活動終了の発表のあとには、お金を貸した側から「まだ返ってきていない」という発信が相次いでいます。
貸した側は総額1億円を超える分が未返済だと公表していて、社長側からも反応が出ているとのこと。
どちらの言い分が正しいのかは、外から見ている側にはわかりません。
ただ、10億円という数字を自分の口で明かしたのが2023年で、そこから3年半で活動終了まで来たという流れだけは、はっきりしています。
DJ銀太は、いまGINTAという名前でソロの音楽活動中。
2026年2月には、3年ほど前に結婚していたことを発表しました。
DJまるはMARU、DJ脇はWAKIとして、それぞれ自分の名義で活動しています。
そしてふぉいは、会社の代表として値段を下げた。
同じ日に同じグループが終わって、5人がここまで違う場所に立っているのは、なかなかない光景だと思います。
解任という、いちばん外から見て不利なところから始まったのがふぉいでした。
それが今では、値段を自分で決められる側。
490円になったメンバーシップに何人が入るのかは、そのうち数字が出てくると思います。
その数字が出たとき、今回の値下げが正解だったのかどうかも見えてきますね。
