2025年12月、東京・赤坂の高級個室サウナで悲劇が起きました。
30代の夫婦が火災に巻き込まれ、一酸化炭素中毒で帰らぬ人となってしまったのです。
ドアノブが外れ、非常ボタンが作動しないという信じがたい事態に、ネット上では「これは殺人事件ではないか?」
といった声まで上がっています。
でも悪いことが起こりすぎじゃない?
なぜ、このような痛ましい事故が起きてしまったのでしょうか?
単なる事故なのか、それとも背後には隠された真実があるのでしょうか?
この記事では、事件の真相に迫り、個室サウナの安全性について深く掘り下げていきます。
赤坂サウナ火災に事件性の疑い?
ひるおび‼️速報‼️赤坂個室サウナ火災男女殺人事件❓️
計画的殺人か男女2人がサウナ室に入った後に、ドアノブがはずれ落下しサウナ室から脱出できなかった男女➡️死亡‼️ https://t.co/C3CgYOZLBI pic.twitter.com/kJKb3jxK3m— The Hitman (@volcom921) December 16, 2025
警視庁は、2025年12月18日の時点で、赤坂の個室サウナ「SAUNATIGER」で発生した火災について、「事故と事件の両面から捜査中」と発表しました。
しかし、捜査関係者によれば、現段階では第三者の侵入や争いの痕跡、凶器などは確認されておらず、事件性よりも施設の管理体制に重点が置かれているようです。
現場検証では、サウナ室のドアノブが内外両方から外れて床に落ちていたことが判明しました。
専門家は、高温多湿な環境下での劣化や設計不良が原因である可能性が高いと指摘していますが、ネット上では「故意に外されたのでは?」
という声も根強く残っていますよね。
警視庁は、施設運営会社である「SAUNA&Co株式会社」に対し、業務上過失致死の疑いも視野に入れて調査を進めており、12月20日には同社のオーナーへの事情聴取を実施しました。
また、消防法に基づく過去の点検記録も確認中とのことで、設備の不備が事故の主な原因であるという見方が強まっている状況です。
- ドアノブが外れた状態で発見
- 第三者の侵入・争いの痕跡は無し
- 管理体制に重点を置いて捜査
ドアノブが外れた理由は故意か!
ひるおび速報‼️からの報道ステーション速報‼️赤坂個室サウナ火災男女2人死亡原因未だわからず‼️
ドアノブ落下かつ非常ボタン電源入っていなかった安全義務違反‼️密室の殺人とも言われるのでは⁉️明日死亡解剖原因特定へ‼️今後個室サウナの安全性が問われる事になる‼️個室サウナ要注意だ‼️ https://t.co/4m31VW4vvL pic.twitter.com/fwqTvqm9XW— The Hitman (@volcom921) December 16, 2025
問題となっているサウナ室のドアノブは、木製のL字型で、一般的なサウナ施設ではあまり見られないタイプです。
元東京消防庁の専門家は、「高温多湿な環境を考慮したパニックドア(内側から押すだけで開くタイプ)が標準であるべきなのに、この設計は異例だ」と指摘しています。
検証の結果、ネジの緩みや劣化が確認されましたが、現時点では故意に外された痕跡は見つかっていません。
【赤坂個室サウナ火事】サウナの非常用設備のルールは?
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▼サウナ開業には法律の要件を満たす必要
・一般的なサウナ
公衆浴場法・消防法・建築基準法の3つを満たす・サウナが併設された宿泊施設
旅館業法・消防法・建築基準法の3つを満たす▼法律で異なる“非常用設備”… pic.twitter.com/z6FpTHq5ZN
— 報道ステーション+サタステ (@hst_tvasahi) December 17, 2025
過去の類似事例として、2018年に大阪のサウナ施設でドアのラッチ不良による閉じ込め事故が発生しています(幸いにも死傷者は出ていません)。
この事故では、設備の老朽化が原因とされました。
今回の「SAUNATIGER」は2022年にオープンしたばかりと比較的新しい施設ですが、消防点検の対象外となる個室内の細部(ドアノブの耐久性など)が放置されていた可能性が考えられます。
ドアノブが外れたタイミングが火災前か後かはまだ特定できていませんが、被害者がドアに向かって倒れていたことから、脱出を試みた際に外れてしまった可能性が高いと推測されています。
閉じ込められた男女2人の身元は?
【赤坂サウナ火災 夫婦の身元判明】https://t.co/vzMAr9kOgB
— 楽天Infoseekニュース (@Infoseeknews) December 16, 2025
今回の火災で犠牲となったのは、川崎市在住の松田政也さん(36歳、美容会社経営)と妻・陽子さん(37歳、ネイリスト)でした。
ご夫婦には結婚10年目で5歳のお子さんがおり、知人によると夫婦仲は良好だったとのことです。
事件当日は、休日を利用して夫婦でリフレッシュするために「SAUNATIGER」を予約されたようです。
現場となったサウナ室は約4平米の狭い個室で、換気扇の稼働が不十分だった可能性も指摘されています。
間取り図(公開情報に基づく推測)を見ると、ドアは部屋の隅に位置しており、ストーブとベンチが近接しています。
火災発生時、煙が急速に充満し、視界が奪われた中でドアノブが外れていたため、脱出が非常に困難だったと考えられます。
確かにこのドアノブは火事になったら焼け落ちそう。
>【判明】赤坂サウナ火事2人死亡、サウナ室のドアノブ外れ閉じ込められた可能性 pic.twitter.com/dN8K9T5Pwn
— お侍さん (@ZanEngineer) December 16, 2025
施設側は、非常ボタンの受信盤電源がオフになっていたことを認め、過去に消防点検で指摘を受けたにも関わらず改善が不十分だったという事実も明らかになりました。
運営会社は12月16日に営業停止を発表し、公式サイトで謝罪文を掲載しています。
今回の痛ましい事故は、個室サウナの安全基準が必ずしも十分ではない現状を浮き彫りにしました。
消防法では、火災報知機や避難経路の確保は検査対象となっていますが、個室内の非常ボタンやドアノブの設計までは細かくチェックされないケースが多いのが現状です。
また、サウナストーブ付近にタオルなどの可燃物を置く行為は、利用者側の注意不足とされていますが、施設側が「持ち込み禁止」を明確に示していない場合も多く、責任の所在が曖昧になりがちです。
サウナを利用する際には、非常口の位置を確認し、持ち物をきちんと管理することで、万が一のリスクを軽減できます。
今回の事件を教訓に、サウナ業界全体で安全基準を見直す必要がありそうですよね。
- 犠牲者は30代夫婦(5歳の子持ち)
- 非常ボタンの電源がオフ
- 安全基準見直しの必要性

