ウクライナ出身の大相撲力士・安青錦(あおにしき)関。
青い目のイケメン力士として注目を集めていますが、その裏には“戦争で引き裂かれた家族”という壮絶な背景がありました。
この記事では、「安青錦 両親 親 家族」の検索意図に応えるべく、安青錦の父や母の人物像、兄弟構成、家族との絆について詳しく紹介します。
なぜドイツに避難したのか?
家族はどんな生活を送っているのか?
そして、相撲を続ける原動力となっている「家族への想い」とは──
読み終える頃には、安青錦の相撲にかける想いの深さと、応援したくなる理由がきっと見えてくるはずです。
目次
安青錦の両親ってどんな人?ドイツでの生活が話題に!
引用元:毎日新聞
大相撲ファンのあいだで、じわじわと注目されているのが、ウクライナ出身のイケメン力士・安青錦(あおにしき)関のご家族について。
じつは彼、戦争で離れ離れになった家族と別々に暮らしているんです。
安青錦さんは、2004年3月生まれ。
出身はウクライナの「ヴィーンヌィツャ州」というところ。
本名はダニーロ・ヤブグシシンという、ちょっとおしゃれな名前です。
お父さんの名前はセルゲイさん(57歳)、お母さんはスウィトラナさん(47歳)で、年の差は10歳!
2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻によって、ご両親はすぐにウクライナを離れ、ドイツのデュッセルドルフに避難しました。
現在は、そこでクリーニング店に勤めながら生活しているとのこと。
そのあと、当時18歳だった安青錦さんも、両親を追いかけてドイツへ。
ただ、すぐには動けなかったようで、たぶん学校の都合などがあったのかもしれませんね。
1月13日、コルスンスキー大使をはじめとするウクライナ大使館のスタッフ及び家族が、ウクライナ出身力士安青錦がいる安治川部屋を訪問させていただき、今日から始まる一月場所を前に皆様に応援の意を表しました。 pic.twitter.com/5xsKmtGVb3
— 在日ウクライナ大使館 (@UKRinJPN) January 14, 2024
ちなみに、ご両親と一緒に写った写真もあります。
撮影されたのは2022年11月。まだ初土俵を踏む前のタイミングです。
そして今も、年に1〜2回はご両親が来日して、日本で力士としてがんばる息子の姿を応援しているそうですよ。
安青錦のパパとママ、実は10歳差!?
引用元:毎日新聞
安青錦さんのご両親、じつはふたりともまだまだ若めなんです。
お父さんのセルゲイさんは57歳で、お母さんのスウィトラナさんは47歳。
なんと、年の差は10歳!
落ちついた雰囲気のお父さんと、しっかり者っぽいお母さんという感じが想像できますね。
1歳頃、母に抱かれている写真。おとなしい子だった。
体は大きく、生まれた時は4200グラム。〔新十両紹介 安青錦〕 #三日目 #sumo pic.twitter.com/0BRaM9pyIQ
— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) November 12, 2024
そんな安青錦さん、なんと生まれたとき(出生時)に体重が4,200gもあったそうなんです!
写真も残っていて、お母さんにだっこされた姿はすでに貫禄たっぷり。
この頃から将来は力士…って運命だったのかも?
ちなみにこの写真、しっかりした顔立ちで、赤ちゃんだけどもう存在感バツグン。
普段はドイツと日本で離れて暮らしている家族ですが、LINEやビデオ通話でこまめに連絡を取り合っているんですって。
「いつかまた家族みんなでごはんを食べたい」
そんな小さな夢が、安青錦さんの原動力になっているんですね。
離れていても心はつながっている──
そんな温かい家族の絆が感じられるエピソードです。
安青錦の兄は異母兄?ウクライナに残る兄弟の存在
安青錦が内無双を決めて決定戦!!!!
もう大関昇進でいいでしょ😭 #sumo #大相撲 pic.twitter.com/1SwTs2QJum— ゴメス (@anmjmayyas) November 23, 2025
実は安青錦さんには、3歳年上のお兄さんがひとりいます。
名前はニキタさん。
このニキタさん、安青錦さんとは異母兄なんです。
つまり、お母さんかお父さんのどちらかがちがう兄弟ということ。
たとえば、「お母さんが先に兄を出産して、その後にセルゲイさんと再婚した」とか、逆に「お父さんが先に兄をもうけて、その後にスウィトラナさんと再婚した」といった可能性もあります。
家族の詳しい事情は公表されていませんが、兄弟に血のつながりがあることはたしかです。
お兄さんは現在23歳で、今もウクライナに残っています。
戦争が始まった2022年当時にはすでに大学生だったそうで、学業のために国外に出ることができなかったようです。
ウクライナの大学って、学士課程だけでも4〜6年ほどかかるらしくて、もしかするとまだ学生生活を続けているかもしれませんね。
安青錦さんとは遠く離れて暮らしているものの、ふたりは電話やLINE、ビデオ通話などで連絡を取り合っているとのこと。
おたがいに別々の国にいても、つながりを大切にしているんですね。
戦争によって離れ離れの家族、再会への想いとは?
安青錦関の優勝祝賀会です✨️#SUMO #スポーツ報知 #安青錦 #九州場所 #安治川部屋 pic.twitter.com/hOmRMvzU7i
— スポーツ報知 相撲取材班 (@hochi_sumo) November 23, 2025
2022年にロシアによるウクライナ侵攻がはじまってから、安青錦さんの家族はそれぞれ別の土地で暮らすことになりました。
お父さんとお母さんはドイツに避難。
お兄さんはウクライナにとどまり、大学生活をつづけ、そして安青錦さんは日本で大相撲の世界へ。
いまや家族4人は、3か国に分かれて暮らしているという現実に直面しています。
それでも、家族のつながりはしっかり保たれているんです。
ふだんはLINEやビデオ通話でこまめに連絡を取り合い、お父さんとお母さんは年に1〜2回、日本に来て安青錦さんの活躍を応援しているそうですよ。
安青錦さん自身も、いつも家族への感謝と想いを忘れていません。
「前はできなかったことも、今は関取になってできるようになった」
「いろいろ食べさせたいし、買ってあげたいし、どこかに連れていきたい」
そんな言葉のひとつひとつから、「もっと強くなって家族に恩返ししたい」という気持ちがにじみ出ています。
「またいつか、家族4人で同じ食卓を囲みたい」
その願いは、遠くに離れていても心がひとつであることの証。
そして、それこそが今の彼を支える大きな原動力なのかもしれませんね。
まとめ|安青錦と家族の絆に、心があたたまる
安青錦おめでとう!!!
付け人泣いてる!!! pic.twitter.com/Pvzyh0Uzoa— 股引ファイナンス (@MFSUMO) November 23, 2025
安青錦さんの家族について調べてみると、「両親はドイツ」「兄はウクライナ」「本人は日本」と、それぞれ3か国に分かれて生活しているという、少し切ない現実が見えてきました。
でも、その距離を感じさせないくらい、家族同士のつながりは強くて、やさしさと愛情にあふれています。
特に、父と母を思いやる気持ちや、離れて暮らす兄との連絡を大切にしている姿からは、「安青錦という力士の芯の強さ」も感じられました。
相撲の世界は厳しいですが、彼の土俵の裏には、こんなあたたかい家族の存在があるんですね。
今後さらに強くなって、家族と一緒に笑い合える日がくることを願いつつ、これからの活躍にも注目していきたいと思います。

