春になると、静岡県伊東市の伊豆高原には全国からたくさんの花見客が集まってきます。
その目当ては、伊豆高原駅から続く約3kmの「桜並木」。
頭上を覆うソメイヨシノのアーチは、写真で見るだけでも息をのむような美しさで、一度は歩いてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
でも、いざ車で行こうとすると、立ちはだかるのが駐車場問題です。
- 「どこに停めればいいの?」
- 「満車で入れなかった」
- 「渋滞で何時間もかかった」
という声は、知恵袋やXを少し見るだけでずらりと並んでいます。
せっかくの花見が、駐車場探しでくたびれてしまっては元も子もないですよね。
この記事では、2026年の最新情報をもとに、伊豆高原の桜を車で楽しむための駐車場攻略術を徹底的にまとめました。
料金の値上げ事情から、混雑を避ける時間帯の選び方、そして「さくらの里」の無料駐車場を使ったパーク&ライドの裏技まで、知っておくと旅がぐっとラクになる情報をお届けします。
2026年3月19日時点
なお、現在は伊豆高原桜並木・さくらの里ともにソメイヨシノがまだつぼみ段階です(ウェザーニュース・tenki.jp情報)。
開花予想は3月25日ごろ、満開は4月2日ごろの見込みとなっています。
計画中の方は、ぜひこの記事を参考にして、満開の桜トンネルを気持ちよく楽しんでください。
目次
伊豆高原駅の駐車場が700円に値上げ?
引用元:伊豆急
伊豆高原駅を訪れたことがある方なら、駅に隣接した大きな駐車場を見たことがあるかもしれません。
以前は「1日500円」という比較的お手頃な料金で使えていたこのエリアが、2025年の改定を経て実質値上げとなりました。
正直、これは車で来る家族連れにとってはじわっと痛い変更ではないでしょうか。
今どんな料金体系になっているのか、どの駐車場が桜並木に近いのかを、ここでしっかり整理しておきましょう。
最新の料金体系と「700円」の正体
引用元:やまもプラザ
現在、伊豆急行が管理する駅周辺の時間貸し駐車場(P2・P3・P5)は、いずれも「最初の15分は無料、以後6時間ごとに700円加算」という仕組みになっています。
1日最大700円という上限が設けられているので、6時間以内であれば700円、6時間を超えて12時間未満でも700円というのが基本的な考え方です。
※ただし6時間を大きく超えると加算が繰り返される運用もあるため、長時間駐車をするつもりなら事前に現地の看板を確認しておくと安心です。
なぜ値上げになったのかについては、伊豆急行側から公式な理由説明はありません。
ただXや知恵袋の投稿をたどると
- 「東京方面への通勤者が長時間停めていた」
- 「イベント時の過剰利用への対策」
といった声が多く、渋滞緩和と適正利用を促すための改定と見るのが自然なところでしょう。
実際に「2泊で1,000円台だったのが、13時間で2,100円超になった」という体験談もあり、旅行で使う家族連れには痛い変更だったのは間違いありません。
それでも、最初の15分が無料という点はうまく活用できます。
- 「桜並木の入口だけ確認したい」
- 「トイレを借りてすぐ出る」
という使い方なら、実質タダで済むわけです。
短時間でさっと寄るだけなら無料枠に収まることが多いので、長時間駐車するつもりがない場合は15分以内での出庫を意識しておくといいかもしれません。
P2・P3・P5、どこが桜並木に近い?
P2
P3
P5
駅周辺には複数の駐車場があり、それぞれ収容台数や桜並木までの距離が異なります。
まず、桜並木に一番近いのはP3です。
収容台数は98台とそれほど多くはありませんが、駅の北側出口を出るとすぐに入口があり、そこから桜並木の起点まで徒歩1〜2分ほどで到着できます。
満開の時期には、P3の看板の先にいきなり桜のアーチが広がるような感覚があって、到着した瞬間からテンションが上がるロケーションです。
ただし台数が少ない分、土日のピーク時はあっという間に満車になります。
「9時に着いたらギリギリ停められた」という体験談がある一方で、
「10時前で満車だった」という報告も多く、油断は禁物です。
次に規模が大きいのがP2で、収容台数は184台と駅周辺では最大です。
桜並木まで徒歩3〜5分ほどかかりますが、その分停められる可能性はP3より高めといえます。
とはいえ、それでも満開の土日昼前には満車になる確率が高く、根本的な解決策にはなりません。
P5は50台規模で、P2のさらに奥に位置します。
徒歩5〜7分ほどかかるうえ、旧紙幣に対応していない場合があるという注意点もあります。
P4については現在閉鎖中で利用できません。
合計するとP2・P3・P5で約330台が利用可能ですが、満開の週末には全体が午前中に埋まることも珍しくありません。
「昼ごろ到着してUターンした」という投稿がXで毎年のように流れてくるのも、この駐車場不足が根本にあるのでしょう。
その他の駐車場
以下は
やまもプラザにて3,000円以上のお買物・飲食にて更に30分(計1時間)無料
となります
伊豆急行時間貸し駐車場
収容台数55台
最初の30分無料 入庫後1時間毎 200円
当日1日最大700円
※24時を過ぎると料金が加算されます。(最大料金は繰り返し適用)
やまもプラザにて3,000円以上のお買物・飲食にて更に30分(計1時間)無料
以下は伊豆高原駅南口(やまもプラザ側)の駐車場です
やまもプラザ駐車場
収容台数100台
最初の2時間無料 以後1時間毎 200円
当日1日最大700円
※24時を過ぎると料金が加算されます。(最大料金は繰り返し適用)
やまもプラザにて3,000円以上のお買物・飲食にて更に1時間(計3時間)無料
※こちらは伊豆高原駅南口となりますが、桜並木からは更に遠くなります
akippaや特Pで事前予約する裏技
確実に停めたいなら、akippaや特Pといった駐車場予約アプリを使う方法がかなり有効です。
「伊豆高原駅」で検索すると、駅から徒歩2〜3分圏内の民間駐車場が複数ヒットします。
料金は1日350〜700円程度で、中には駅周辺の公式駐車場より安い選択肢も見つかります。
予約の際に気をつけたいのは「当日キャンセル可かどうか」です。
天候や混雑状況によって予定が変わることもあるので、キャンセルポリシーを確認した上で予約しておくと余裕が生まれます。
「特Pで500m圏内のPを予約したら700円より安く済んで、しかも満車心配ゼロで桜を楽しめた」というXの投稿は、この方法の良さをよく表しているといえるでしょう。
満開シーズンはとにかく早い者勝ち。
「予約できる」という安心感があるだけで、旅の気分もだいぶ変わってくるはずです。
桜並木の混雑を避けるなら朝8時到着!
伊豆高原桜並木がほぼ満開🌸
約3キロの桜トンネルは圧巻ですここ数日がピークかも。天気や通行車両に注意しながらお楽しみください!#静岡県 #伊東市 #桜 #伊豆高原桜並木 #桜のトンネル pic.twitter.com/RGpZl3huGn
— 伊豆新聞【伊東取材部】 (@izunp_ito) April 2, 2025
※昨年の桜並木
伊豆高原の桜トンネルは、一度は行ってみたいと思わせる魅力があります。
しかしそれは多くの人が思っていることでもあり、春の満開シーズンには国道135号が大渋滞するのが恒例になっています。
「2時間で着くはずが4時間かかった」「渋滞で疲れ果てて桜どころではなかった」という体験は、事前の準備があるかどうかで大きく変わってきます。
国道135号の渋滞はどれほど深刻か
東京方面から伊豆高原を目指す場合、西湘バイパスの石橋ICを降りてから国道135号を下田方面に南下するルートが一般的です。
通常なら伊東〜伊豆高原間は20分前後で走れますが、桜の満開時期の土日となると、この区間で1〜2時間以上かかることも珍しくありません。
さらに悪いことに、桜並木と周辺の観光地(シャボテン公園・温泉宿など)への来訪者が重なるため、渋滞の規模はお盆や年末に匹敵するという声も出るほどです。
- 「朝7時に出発したのに石橋ICの合流で詰まった」
- 「135号を1時間以上走り続けてようやく到着した」
という体験談を見ていると、もはやルート選びそのものを考え直す必要があるかもしれません。
なぜ朝8時到着が効くのか
最も現実的な渋滞回避策は、早朝出発です。
土日・満開ピーク(2026年は3月末〜4月上旬が中心)に駐車場を確保したいなら、
現地到着は朝7〜8時が目安になります。
8時台にP3に停められた体験談がある一方で、9時台でP2まで争奪戦になっていたという投稿も存在します。
つまり「朝8時到着」はすでに「余裕」ではなく「ギリギリ」に近い感覚で考えておいたほうがいいかもしれません。
東京方面から向かうなら6時前の出発が理想的で、混雑する135号の石橋IC合流を渋滞ピーク前に通過することが鍵になります。
平日であれば9時到着でも余裕があることが多く、混雑が気になる方は休日を避けるだけで体験の質がかなり変わってきます。
渋滞を回避する別ルートと注意点
もう一つの渋滞回避策として、伊豆スカイラインの活用があります。
熱海や伊東方面からスカイラインに入り、伊豆高原方面へ下るルートを取ることで、135号の混雑をほぼ完全に避けることができます。
有料道路のため料金はかかりますが、20〜35分の時間短縮が見込めるとあって、ドライブとしての楽しさも含めて一石二鳥の選択肢といえるでしょう。
一方、絶対に避けたいのが、カーナビに導かれて別荘地の細い道に入り込んでしまうパターンです。
伊豆高原には八幡野別荘地をはじめとした住宅街が多く、Googleマップなどが抜け道として案内してしまうことがあります。
しかし実際には私有地や生活道路を通ることになるため、地元住民とのトラブルや通報のリスクが非常に高いです。
Xでも
- 「ナビで裏道に入って近隣に怒鳴られた」
- 「Uターンできなくてパニックになった」
という投稿が毎年一定数出てきます。
対策としては、カーナビやGoogleマップの目的地を「伊豆高原駅P2」または「伊豆高原駅P3」と明確に指定し、国道135号から駅入口の看板のみに従って進むことです。
細い脇道への誘導が出ても無視して幹線道路を維持するのが、トラブルを避ける一番シンプルな方法といえます。
帰りの渋滞についても触れておくと、国土交通省のデータによれば夕方19時以降に出発すると所要時間が35分前後短縮される傾向があります。
夜桜を楽しんでから帰路につくという選択は、渋滞回避と観光の両方を満たしてくれる、なかなかいいアイデアではないでしょうか。
さくらの里無料駐車場からバスが便利!
引用元:伊豆・伊東観光ガイド
駅周辺の駐車場が全部満車だったとしても、花見を諦める必要はありません。
少し視点を変えると、もっと快適でお得な選択肢が見えてきます。
それが「さくらの里の無料駐車場+バス移動」という組み合わせです。
単に代替手段というだけでなく、子連れやペット連れにとってはこちらのほうが断然おすすめという声も多い方法なんです。
さくらの里無料駐車場の全貌
さくらの里の入口に近い駐車場(左側です)
さくらの里の少し上った所の駐車場
さくらの里は、伊東市富戸にある大室山の麓に広がる花の名所です。
40種・1,500本もの多品種桜が植えられており、桜並木のソメイヨシノとは一味違う、多彩な桜の競演を楽しめます。
そしてここには完全無料・24時間開放の駐車場があります。
収容台数は第1・第2合計で150〜300台(情報ソースによって幅があります)。
第1駐車場は入口すぐの場所にあって非常に便利で、第2は大室山リフト側に位置しています。
舗装済みでトイレも2か所、ベンチや広い芝生スペースもあり、ドッグランも完備されています。
伊豆高原エリア全体を見渡しても、これだけの規模で無料の駐車場は他にありません。
Xや知恵袋でも
- 「無料で停められて神」
- 「さくらの里Pが結局一番楽だった」
という投稿が毎年集まっていて、納得の評判といえるでしょう。
混雑については、平日は比較的余裕がありますが、土日の満開ピーク時は午前9〜10時までに到着しておくのが理想的です。
第1Pが満車になった場合は第2Pへ移動する流れになりますが、いずれも桜の散策エリアまでそれほど遠くありません。
バスで桜並木へ移動するパーク&ライド
さくらの里に車を停めた後、伊豆高原駅方面へ移動するには東海バスを使います。
最寄りのバス停は「シャボテン公園前」(さくらの里から徒歩約5分)で、ここから伊豆高原駅まで約16〜20分、片道430円です。
往復で860円かかりますが、駐車場が無料な分、駅周辺の有料Pを使うよりもトータルで安くなることが多いです。
バスの本数は平日で1時間に1〜2本、土日は増便があります。
NAVITIMEで「シャボテン公園前→伊豆高原駅」で検索するとすぐに時刻表が確認できるので、出発前にチェックしておくと計画が立てやすいでしょう。
交通系ICカードも使えるので、財布をごそごそ探す手間もなく、子連れでも乗り降りがスムーズです。
バスを降りれば桜並木の入口はほぼ目の前で、P3に停めた場合と大差なく並木トンネルを歩き始めることができます。
子連れ・ペット連れに最強のプランとは
さくらの里+バスの組み合わせが特に力を発揮するのは、小さな子どもや犬を連れた家族のケースです。
駅周辺の有料駐車場は台数が限られているうえ、満車の場合は駐車場を探してぐるぐると回り続けることになります。
子どもやペットを車に乗せたまま渋滞や満車待ちが続くのは、想像するだけで消耗しますよね。
一方でさくらの里に停めておけば、広い芝生でレジャーシートを広げてピクニックしたり、ドッグランで犬を走らせたりと、桜並木に移動する前からゆったり過ごせます。
多品種の桜が咲き乱れるエリアを散策しながら、「桜並木は午後にバスで行こう」という余裕のスケジュールが組めるのも魅力のひとつではないでしょうか。
2026年は夜桜観賞会がさくらの里で3月20日(金・祝)〜4月5日(日)の18時〜21時に開催予定です。
無料駐車場に車を置いたまま、昼は桜散策、夜はライトアップされた桜を眺めて帰るという1日完結プランも組めます。
もしさくらの里の駐車場が満車だった場合は、近隣のシャボテン公園駐車場(有料500円程度)が代替になります。
また、バスの2日乗車券(大人1,800円)を利用すると、エリア内の移動が一気にお得になるので、丸1日あちこち回りたい方には検討の余地があるかもしれません。
まとめ
2026年の伊豆高原桜並木を車で楽しむための核心は、「どこに停めるかより、いつ動くか」にあるといっても過言ではありません。
駅周辺のP2・P3・P5は桜並木に近くて便利ですが、料金は最大700円で混雑時は満車必至です。
akippaや特Pで事前予約すれば確実に停められますし、費用も抑えられる可能性があります。
渋滞対策としては、土日の満開時期は朝7〜8時着が現実的なラインで、伊豆スカイライン経由は時間を大幅に節約できる選択肢になります。
そして「さくらの里の無料駐車場+バス430円」の組み合わせは、コスト・快適さ・安心感のすべてで優れていて、特に家族連れには自信を持っておすすめできる方法です。
現在(2026年3月19日時点)はまだつぼみ段階ですが、開花予想は3月25日ごろ、満開は4月2日ごろの見込みです。
最新の開花情報は伊東市観光協会(0557-37-6105)や公式サイトで確認しながら、ベストなタイミングで花見を楽しんでください。
焦らず、しっかり準備して、最高の桜旅を。
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