2025年12月15日、東京都心の赤坂で発生したサウナ火災。
高級個室サウナ施設で起きたこの事故は、多くの人に衝撃を与えました。
なぜ、このような悲劇が起きてしまったのでしょうか？
現場はどこだったのか、そして「サウナタイガー」という名前が浮上しているのはなぜなのか？
この記事では、今回の火災について、徹底的に掘り下げていきます。
事故の真相に迫り、安全対策の重要性について考えていきましょう。
赤坂のサウナ火災で現場はどこか話題！
赤坂のサウナ火災で現場はどこか話題！
なるほど。例の赤坂のサウナ、元病院とは聞いてたけど助産院さんだったとは。
近所の産科に「水子地蔵」が祀られているように、命に関わった場所だけにお弔いが不十分だったのかなと考えてしまう。
しかも被害者が妙齢の男女だし、色々引っかかる所がある事件ですね😰。(朝からスピってごめん) pic.twitter.com/btLXeNHQtb
— まっく@旅のウマフレンズ (@MACnoDiary) December 16, 2025
今回の火災が発生したのは、東京都港区赤坂6丁目にある会員制高級個室サウナ施設の一室でした。
赤坂の繁華街に位置する5階建てビルの3階で、周囲には飲食店やオフィスビルが立ち並んでいます。
近隣のビル関係者からの通報で火災が発覚し、消防隊が駆けつけた時には既に煙が確認できる状態だったそうです。
火災はサウナ室内の座席や壁の一部を焦がす程度で、約1時間後に鎮火。
わたしの感想
こういったビルが密集エリアは災害が起こると交通状況によってはなかなか現場に近づけなかったりしますよね。
残念なことに犠牲が出てしまいました
しかしそれ以上の被害が出なかったことは不幸中の幸いなのかもしれませんが、
それでも簡単に片づけられない出来事です。
幸いにも、被害は3階の一室に留まり、建物全体への延焼は免れました。
SNS上では、現場を特定しようとする動きが活発化し、
- 「赤坂6丁目の交差点近く」
- 「赤坂見附駅から徒歩5分程度」
といった情報が拡散されています。
しかし、警察と消防は詳細な住所の公表を控えている状況です。
火災現場がサウナタイガーはデマ！
【判明】赤坂サウナ火事2人死亡、サウナ室のドアノブ外れ閉じ込められた可能性https://t.co/DLn7109EIi
サウナ室のドアノブが、内側も外側も外れて現場に落ちていたことが分かった。2人がサウナ室に入ったあと、何らかの原因でドアノブが外れて回らなくなり、閉じ込められた可能性があるという。 pic.twitter.com/TZsfGskKCw
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 16, 2025
事故直後、「サウナタイガーが火災現場なのでは？」という情報がSNSを中心に広まりましたが、これは誤りです。
確かに「SAUNATIGER」は赤坂6丁目に店舗を構えており、イタリア人タレントのパンツェッタ・ジローラモ氏が過去に宣伝を担当していたこともあって、名前が広まっていました。
しかし、ジローラモ氏は2023年頃に宣伝役を退いており、事故発生時には公式サイトからも名前が削除されていたのです。
関係者によると、ジローラモ氏は経営には関与しておらず、ブランディング面での役割に限定されていたとのこと。
では、なぜ「サウナタイガー」の名前が浮上したのでしょうか？
それは、施設名と事故現場が一致していたこと、そして過去の著名人関与による知名度の高さが影響していると考えられます。
施設側は公式声明で「火災による被害や風評被害については、事実に基づく情報発信に努める」と発表し、デマの拡散防止を呼びかけています。
正確な情報に基づいて判断することが大切ですよね。
赤坂サウナ火災で男女2人が亡くなった理由は？
【赤坂サウナ火事】死亡男性の“手”に皮下出血
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警視庁キャップ 石出大地 記者
「ある捜査幹部によると、現場検証ではサウナストーンが置かれている場所に、サウナ内にあったスノコが立てかけられてあった。これは2人が熱さを回避しようとした形跡とみられている」… pic.twitter.com/oYhWP5FAQP— 報道ステーション＋サタステ (@hst_tvasahi) December 17, 2025
今回の火災で亡くなられたのは、川崎市在住の30代のご夫婦でした。
夫の松田政也さん（36歳）と妻の陽子さん（37歳）は、それぞれ美容会社経営とネイリストとして活躍されていたそうです。
お二人はサウナ室内の入り口付近で折り重なるように倒れているのが発見され、病院に搬送されましたが、残念ながら死亡が確認されました。
死因は現在司法解剖中ですが、一酸化炭素中毒や熱中症の可能性が高いとされています。
火災自体は小規模で、お二人の体に軽いやけどが見られたものの、致命傷となるようなものではありませんでした。
問題となったのは、サウナ室の設備と管理体制です。
出入り口のガラス張りドアに取り付けられた木製L字型ドアノブが、内側・外側ともに外れて床に落ちており、扉が開かない状態だったとみられています。
通常、サウナ施設では高温多湿を考慮した「パニックドア」（内側から押すだけで開く仕様）が推奨されますが、今回のドアノブは専門家から「設計として不適切」と指摘されています。
さらに、室内の非常ボタンが押された形跡（カバーが壊れていた）があったものの、事務室側の受信機がオフになっていた可能性があり、作動しなかったと報じられています。
従業員は煙感知の火災報知機で異常に気づき通報しましたが、初期対応の遅れも指摘されています。
出火原因は現在調査中ですが、タオルがサウナストーブに接触して発火した可能性や、スマホ持ち込みによるリチウムイオンバッテリーの過熱、ストーブの不具合による不完全燃焼などが考えられています。
警視庁は業務上過失致死の疑いも視野に、設備点検や管理体制の調査を進めている状況です。
【赤坂個室サウナ火事】室内では何があった？
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石出大地 警視庁キャップ
「室内にあったタオルの中に1枚だけ燃えて溶けたタオルがあった」
「このタオルがなぜ燃えたかについては部屋の一部分しか焼けていないことなどから、自然発火による火事は考えにくいとしている」… pic.twitter.com/evavCqyS6k— 報道ステーション＋サタステ (@hst_tvasahi) December 16, 2025
サウナ施設での火災は決して多くはありませんが、密閉空間という特性上、小規模な出火でも致命的な結果を招くことがあります。
過去10年間でサウナ関連の火災事故は全国で20件程度報告されており、その多くが一酸化炭素中毒や熱中症による被害です。
サウナ室内は高温多湿で酸素が薄く、煙や熱が充満すると数分で意識を失う危険性があるのです。
近年増加している個室サウナでは、防火管理者の常駐や設備点検の徹底が不十分な施設も存在し、今回の事故はそのリスクを浮き彫りにしました。
サウナを利用する際には、「非常口の位置確認」と「長時間の滞在を避ける」ことが大切です。
特に個室型のサウナでは、スタッフとの連絡手段を事前に確認しておくことをおすすめします。
安全にサウナを楽しむために、今一度、安全対策を見直してみてはいかがでしょうか。
- 非常口の位置を必ず確認
- 長時間の滞在は避ける
- 連絡手段の事前確認を推奨
- 安全対策の見直しを！
