「あちゃー小田急線だめかぁ…たしかに震源近かったし…明日どうなるんだろう、困った…」
2026年6月26日午後10時29分ごろ、山梨県東部・富士五湖を震源とする地震が発生しました。
最大震度は6弱。
震度6弱を観測したのは山梨県富士河口湖町で、山梨県大月市では震度5強、神奈川や静岡の一部でも震度5弱が観測されています。
※伊豆は震度4でした
震源の深さは約20km、マグニチュードは5.6と推定され、この地震による津波の心配はありません。
この地震の影響で、小田急線にも運転見合わせなどの交通影響が出ました。
さらに気になるのが、翌27日にかけて関東甲信へ台風の影響が予想されていることです。
地震だけなら、安全確認が終われば運転再開へ向かいます。
ただ、そこに大雨や強風が重なると、点検・遅延・運休の判断が長引く可能性があります。
問題は「地震が起きたこと」だけではありません。
揺れた直後の交通網に、台風による雨と風が重なること。
ここが今回、一番注意したいところなんです。
山梨地震で小田急線はどうなった?
【山梨で震度6弱】小田急線 全線で運転見合わせ 運転再開のめど立たずhttps://t.co/XTsyHaVESq
小田急電鉄によりますと、地震の影響で、小田急線は全線で運転を見合わせている。運転再開のめどはたっていないという。
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 26, 2026
まず押さえておきたいのは、小田急線への影響です。
今回の山梨地震では、震源に近い山梨県だけでなく、神奈川や東京の広い範囲でも揺れが観測されました。
小田急線は神奈川県内を長く走る路線なので、強い揺れがあった場合、線路・架線・信号設備・駅設備などの安全確認が必要になります。
鉄道は「揺れたけど電車が動けるか」だけで判断できません。
- 線路にゆがみがないか。
- 架線や設備に異常がないか。
- 駅のホームや踏切に問題がないか。
こうした確認が終わらない限り、簡単には再開できないんですよね。
特に夜の時間帯に運転見合わせが起きると、帰宅途中の人や観光帰りの人にはかなり重く響きます。
「あと少しで帰れたのに」という時間帯で止まると、タクシーも混みます。
バスもすぐには代替になりません。
家族の迎えを頼むにしても、道路が混んだり、地震後の点検で高速道路にも影響が出たりします。
つまり、今回の小田急線への影響は、単なる「電車が止まった」という話ではありません。
夜の地震で、帰る手段そのものが一気に不安定になったということです。
運転再開はいつ確認できる?
次に大事なのが、運転再開の確認方法です。
小田急線の運転再開を確認するときは、SNSの投稿だけで判断しない方が安全です。
最初に見るべきなのは、小田急電鉄の公式運行情報。
公式サイトやアプリでは、平常運転・遅延・運転見合わせなどの情報を確認できます。
ただし、速報直後は公式情報の更新に少し時間差が出ることがあります。
その間にSNSでは「動いた」「まだ止まっている」「駅が混んでいる」といった投稿が一気に流れます。
これが、ややこしいところなんですよね。
同じ小田急線でも、区間によって状況が違う場合があります。
新宿方面は動いているのに、小田原方面は止まっている。
各駅停車は動いたけれど、特急ロマンスカーは運休。
運転再開と出ていても、ダイヤ乱れで通常よりかなり時間がかかる。
こういうことは普通にあります。
なので確認する順番は、かなり大事です。
- まず公式運行情報。
- 次に駅の案内。
- そのうえで、利用する区間の混雑や実際の様子をSNSで補う。
SNSを最初に見ると、情報量が多すぎて逆に迷います。
「再開」という言葉だけで駅へ向かうと、ホームで長く待つことにもなりかねません。
特に地震直後は、“運転再開=すぐ普通に乗れる”ではないと考えておいた方がいいでしょう。
台風接近で交通影響は広がる?
今回さらに厄介なのが、地震のあとに台風の影響が重なる可能性です。
台風7号と台風8号の影響により、関東甲信では27日にかけて大雨や強風への警戒が必要とされています。
山梨県内でも激しい雨や警報級の大雨のおそれがあり、地震直後の地域にとってはかなり気になる状況です。
地震と台風は、原因として直接つながっている話ではありません。
けれど、生活への影響としては重なります。
地震で線路や道路の点検が必要になる。
そこへ大雨が降る。
風が強まる。
斜面が崩れやすくなる。
川が増水する。
そうなると、交通機関はさらに慎重な判断を取らざるを得ません。
特に山沿いや川沿いを通る路線、橋を渡る区間、土砂災害のリスクがある道路では、雨量や風速によって運転見合わせや通行止めが出る可能性があります。
地震の揺れで地盤がゆるんでいる場所に強い雨が降れば、土砂災害の不安も増します。
ここが怖いところです。
揺れが収まったから終わりではありません。
地震で弱った場所に、台風の雨が追い打ちをかける可能性がある。
交通影響を見るときも、電車だけでなく道路・高速・バス・タクシーまで含めて考えた方がよさそうです。
帰宅・移動前に見るべき情報
帰宅や移動を考えている人は、まず「今すぐ動くべきか」を一度止まって考えた方がいいです。
地震直後は、早く帰りたい気持ちが強くなります。
でも、駅へ向かったあとで運転再開のめどが立たないと、結局ホームや改札付近で長時間待つことになります。
雨や風が強まっているなら、外で待つだけでもかなり危険です。
ここは、焦る前に確認しておきたいところですね。
確認したい情報は、主に次の4つです。
- 小田急電鉄など利用路線の公式運行情報。
- 気象庁や天気アプリの台風・警報情報。
- 目的地周辺の停電・道路・避難情報。
- 駅やバス停の混雑状況。
この中で一番先に見るべきなのは、公式の運行情報と気象情報です。
SNSは便利ですが、投稿された時点から状況が変わっていることがあります。
「さっき動いていた」という情報を見て駅へ行ったら、今はまた止まっていた。
災害時には、こういうズレが起きやすいんですよね。
また、代替ルートを探すときも注意が必要です。
別の鉄道路線へ回る。
バスに乗る。
タクシーを使う。
家族に迎えを頼む。
どれも選択肢ではありますが、地震と台風が重なる状況では、代替手段も同じように混みます。
道路が渋滞したり、雨でバスが遅れたり、タクシーがつかまらなかったりする可能性があります。
無理に移動するより、駅周辺や安全な建物内で状況が落ち着くのを待つ方が安全な場合もあります。
大事なのは、「動けるか」だけでなく「安全に動けるか」です。
そこを見落とすと、帰宅そのものが危険になってしまいます。
地震後に注意したい余震と大雨
地震のあとに最も気をつけたいのは、余震です。
今回の地震では、26日22時29分の山梨県東部・富士五湖を震源とするマグニチュード5.6の地震のあと、同日23時17分頃にも同震源でマグニチュード3.3、最大震度3の余震がありました。
大きな揺れのあとには、しばらく同じ地域で揺れが続くことがあります。
規模が小さくなったとしても、油断はできません。
棚から落ちかけた物。
倒れかけた家具。
ひびが入ったブロック塀。
一度目の揺れでは持ちこたえても、次の揺れで崩れることがあります。
そして今回は、台風による大雨の心配も重なっています。
地震で地盤が緩んだ場所に雨が降れば、土砂災害のリスクが高まる可能性があります。
山梨県や神奈川県西部、静岡県東部など、山沿いの地域では特に注意したいところです。
避難を考える場合も、タイミングが大切です。
雨や風が強くなってから外へ出ると、かえって危険になることがあります。
川や用水路を見に行く。
崖や斜面の近くを通る。
暗い中で壊れた道路を歩く。
こうした行動は避けた方がいいでしょう。
今回の山梨地震で不安を強めている人が多いのは、揺れの大きさだけが理由ではないと思います。
夜に強く揺れた。
交通が止まった。
そこへ台風が近づいている。
一つひとつでも不安なのに、それが同じタイミングで重なってしまったわけです。
こういうときに必要なのは、根性で帰ることではありません。
少し早く確認して、少し遅く動く判断も持っておくこと。
災害時の交通情報は、数分で変わります。
焦って動くより、公式情報を見ながら、安全な場所で次の一手を決める。
今回のように地震と台風が重なる夜は、その慎重さがいちばん現実的な防災になります。

