FRIDAYが報じた高梨雄平の不倫疑惑について思うこと

2026年8月6日、写真週刊誌のFRIDAYが、プロ野球・巨人の高梨雄平投手の不倫疑惑を報じました。
夜の銀座と、左手の薬指に光る指輪。
その写真を見たネットから返ってきたのは、怒りの言葉ではありません。
「ないぴすぎ」という、五文字のひらがなでした。
この記事は、高梨雄平投手について報じられた内容と、それを見た人たちの声を丁寧にまとめたものです。
FRIDAYが報じた高梨雄平の不倫疑惑
先に、FRIDAYの情報からまとめましょう。
いわゆるスクープ雑誌ですが、今回の記事はデジタル版が2026年8月6日に公開され、8月21日・28日の合併号にも掲載されます。
まず高梨雄平投手は、1992年7月13日生まれの34歳で、左投げ左打ち、埼玉県川越市の出身。
早稲田大学からJX-ENEOSへ進み、2016年のドラフト9位で楽天に入団し、その後トレードで巨人へ移りました。
役割は主にリリーフ。
先発投手のあとを引き継いで投げる投手のことで、高梨投手は左打者ひとりを抑えるために出てくるワンポイントや、勝っている試合の終盤を任されるセットアッパーを務めてきました。
勝ち星が自分につくことは少なくても、1点差の終盤にマウンドへ送り出される役どころ。
ピンチの火を消して帰ってくるので、こういう投手は火消しとも呼ばれます。
報じられたのは7月中旬の週末の夜です。
21時半過ぎ、東京・銀座のビルの前で送迎車から降り、シーシャバーへ入っていったと伝えられています。
シーシャバーというのは、水タバコを吸えるお店のこと。
果物の香りをつけた煙を、水にくぐらせてゆっくり吸うお店で、街なかでも見かけるようになりましたね。
ただ、この日の話はまったくまろやかになりませんでした。
その日は東京ドームで中日戦があり、高梨投手の登板はなく、チームは勝っています。
記事のサブタイトルには「試合当日の未明まで繁華街で盛り上がり、別の日にはミニスカの女性と……」とありました。
FRIDAYはこの件を「お泊まり不倫愛」と位置づけています。
ただ、公開されている部分には、相手の女性が誰なのかが書かれていないんです。
泊まったことを示すものも、写真そのものも、そこには出てきません。
強い見出しが先に立って、肝心の中身は有料の向こう側。
球団や本人が何か言ったかどうかも、8月6日の時点では確認できていない状態です。
巨人の公式サイトや主要なスポーツ紙、球団と本人のSNSを探しても、コメントは見当たりません。
代わりに、ネットのほうが先に動いています。
巨人のリリーフ左腕・高梨雄平「左手薬指に指輪」でお泊まり不倫愛 | FRIDAY(フライデー) https://t.co/4EYGry9MAD
巨人軍は紳士だと思いたいw— 柏木 (@donakonaku) 2026年8月6日
ネットでは早々に、「讀賣さんって紳士の筈じゃなかったっけ」という声が出ていました。
なぜ指輪の話ばかりされているのか
記事の中に、こんな一文があります。
「夜の帳が下りた街角で、左手薬指の指輪は鮮明な輝きを放っていた」
左手の薬指は、日本で結婚指輪をはめる位置です。
結婚していることがひと目でわかる状態のまま夜の街にいた、と読める書き方になっています。
隠す気がなかったのか、外すのを忘れたのか。
どちらにしても、いちばん光ってはいけない場所で光ってしまった指輪です。
反応が集まったのは、まさにこの一点でした。
「ないぴすぎ」「危な」「きも」
短い言葉が次々に並びます。
この中の「ないぴすぎ」だけ、初めて見ると意味がわかりません。
じつはこの言葉、高梨投手自身が3年前に炎上したときのものなんです。
2023年7月2日、東京ドームでの阪神戦。
7回に登板した高梨投手の146キロの球が、阪神・近本光司選手の右脇腹を直撃します。
試合後の検査で、近本選手の右の肋骨が折れていることがわかりました。
近本選手は、そのまま出場選手登録を抹消されています。
問題になったのは、その試合のあとの投稿でした。
高梨投手は自分のSNSに「みんなないぴすぎ」と書き込みます。
「ないぴ」はナイスピッチングの略で、味方の投手の好投をたたえるときに本人が使っていた言葉です。
つまり、仲間をほめるための内輪の言い方。
ところが投稿されたのは、近本選手を骨折させたその日です。
阪神ファンを中心に、批判が殺到しました。
アカウントには誹謗中傷に加えて、飼っている猫への殺害予告まで届いたと伝えられています。
7月6日、高梨投手は「誤解を招く表現」だったと認めました。
今後は誰が見ても理解しやすい内容と表現を心がける、とも投稿しています。
同じ月の25日には甲子園で近本選手に直接謝罪し、近本選手は両手でOKサインを返しました。
そして今回、FRIDAYが撮ったスクープ写真に対して、ネットは「ないぴすぎ」と返しています。
3年前に自分が謝った言葉が、3年かけて、とんでもない大暴投になって戻ってきました。
近本選手に頭を下げたのが2023年の7月、銀座で撮られたのが2026年の7月。
怒りより先に大喜利が始まっているのは、そのためです。
ネットが食いついたのは、指輪だけではありません。
もうひとつ、やたらと名前を呼ばれたものがありました。
高梨投手が持っている料理のYouTubeチャンネル「たかなしきっちん」です。
登録者はおよそ4万人。
ただ2026年の夏の時点では、しばらく更新が止まっています。
「高梨キッチン不倫は草」
「遊んでないで本業のたかなしきっちんをちゃんとしてほしい。最近全然メシ作ってないじゃないか。」
巨人のリリーフ左腕・高梨雄平「左手薬指に指輪」でお泊まり不倫愛 | FRIDAY(フライデー)
ナナナナーナナナナー高梨、台無し
てか高梨キッチンで不倫相手の胃袋掴んでどうすんねん😭 https://t.co/BzBDahHD0y pic.twitter.com/mlKbmAzLOE— 翁長 駿(おなが はやし) (@onagahayashi) 2026年8月6日
怒りをぶつけるというより、あきれて笑っている声が目立ちました。
「不倫はいかんすよ。」「お前不倫して遊んでる場合じゃないやん‼️アホかっ」といった、ぼやきに近いものも混ざっています。
写真週刊誌が撮ったのは夜の街角でしたが、いちばん名前を呼ばれたのは料理チャンネルのほうでした。
2軍に落ちた7月と報道の時期が重なる
もうひとつ、この報道と時期が重なっている出来事があります。
高梨投手は2026年7月19日に2軍へ合流しました。
いわゆる2軍落ち。
2軍というのは1軍の下のチームで、調子が整っていない選手が立て直したり、若手が経験を積んだりする場。
1軍で戦える人数は決まっていて、誰かが上がれば、そのぶん誰かが下ります。
ちなみに、2軍の別名はファーム。
それまで1軍では中継ぎとして18試合に登板し、防御率は2.70でした。
防御率は、9回を投げたとして平均で何点取られるかを表す数字です。
2点台なら、中継ぎとしてはまずまずの数字。
マウンドの守りは、そこそこ固かったわけです。
2軍へ回ったのは、小笠原慎之介投手が1軍で初めて先発することになり、その昇格と入れ替わる形だったと報じられています。
成績が崩れて外された、という説明はされていません。
そしてFRIDAYが撮ったとされる夜は、7月中旬の週末。
2軍合流の、ほんの数日前ということになります。
ネットで「2軍」という言葉が何度も出てきたのは、この重なりのためです。
この重なりは、スポーツ紙の見出しにもなっています。
【高梨、台無し】「下半身の火消しは?」「恋に落ちファームに落ちた」。FRIDAYがスクープした愛妻家の火消し左腕の指輪不倫に、ネットは呆れを通り越し大喜利状態のワケ。https://t.co/kWTp2nOsbh @zakdeskより pic.twitter.com/RuORG6YJ8L
— zakⅡ (@zakdesk) 2026年8月7日
夕刊フジのzakzakが、ネットの「恋に落ちファームに落ちた」という声をそのまま見出しに使いました。
そこを突いた「下半身の火消しは?」も並んでいます。
年俸は1億5000万円。
2025年から3年契約を結んでいて、その2年目にあたり、金額は現状維持となりました。
その契約更改の席で、2025年11月25日、高梨投手は「今年はすみませんでした」と話しています。
頭を下げたうえで迎えた、2年目のシーズン。
それから8か月ほど。
報じられた夜の数日後に、高梨投手は2軍のグラウンドにいました。
高梨雄平と妻・恋奈さんについて
高梨選手の結婚が公表されたのは2022年11月5日です。
日本テレビ系「ズームイン!!サタデー」の中の「プロ野球熱ケツ情報」というコーナーで、本人の口から発表されました。
「結婚式、今度しますよ」
相手は「もともと知り合いの年下の女性」で、式は「南の方でやろうと思ってます」と話しています。
その言葉のとおり、挙式は石垣島で行われました。
妻の恋奈(れんな)さんは、高梨投手より6歳ほど年下。
身長は170cm前後で、ヴィズミックモデルエージェンシーに所属するモデルです。
2024年9月には長男が生まれています。
同じ年の11月、契約更改の場で球団を通じて公表され、「9月に子供が産まれました。家族のためにもより一層頑張っていきます」というコメントが出ました。
家にはアメリカンカールの「ツナ」がいて、のちにデボンレックスの子猫も加わっています。
2025年1月19日に放送された「サンデーPUSHスポーツ」では自宅が特集され、恋奈さんと長男、猫2匹がテレビに映りました。
バーカウンターのようなキッチンと、ずらりと並んだお酒。
ボディケア用品と、110℃に設定された本人専用のサウナ。
結婚発表のときには、料理についてこんなことも話していました。
「料理はしてもらっているけど、作らないと脳みそが働かない。老化が早まっちゃうので週2回くらいは料理をつくりたい」
2024年9月にスポーツニッポンが伝えた恋奈さんの証言も残っています。
先輩投手が戦力外通告を受けたころの高梨投手について、「ほんっと落ち込んでたよね。終活について一晩中話してた」。
「練習量が凄い増えている気がする。めっちゃ朝早い日が多いから、気合は入っているんだろうなって」
これに対して本人は、「常に終わりは考えているけどね、俺は。それを毎年修正していく作業をしているから」と返していました。
毎年修正していく作業。
今年の修正箇所は、たぶんそこではないと思うのですが。
FA権を取ったときには、「生んでもらった両親とあとは妻と」と感謝を口にしています。
FAというのは、一定の期間プレーした選手が、次にどの球団でプレーするかを自分で選べるようになる権利のこと。
この人がふだん何を考えて過ごしているのかは、本人の投稿を読むとよくわかります。
今日で春季キャンプが終わったので今年始めてみた習慣、使いはじめた物で明らかに感触が良いものを書いていこうと思う。
帰りの機内で思い付くまま書いていくのでミスがあれば失礼。
ちなみに順番はおすすめ順とかではないので悪しからず。
1.水泳
足を痛めていた+走るのが嫌いというダブルパンチ…— 高梨 雄平 (@yuhei_takanashi) 2026年2月27日
春季キャンプが終わった日に、その年に試した習慣を思いつくまま並べていったもの。
走るのが嫌いだから水泳にした、という理由まで自分で書いてしまう人なんですね。
発信の中身は、野球の話だけではありません。
食べたもの、飼っている猫、体のケア。
ここまで自分を開けっぴろげにしていたら、そりゃ週刊誌も張り込みたくなります。
ネットで「則本」の名前が出てくる理由
この報道は、巨人にいる別の選手の名前まで掘り起こしました。
まったく関係のない人が、何度も呼ばれています。
則本昂大投手です。
もともと楽天にいて、いまは巨人でプレーしている投手で、2020年ごろに不倫が報じられ、前妻と離婚しています。
2023年12月には、文春オンラインが不倫相手との披露宴を報じました。
再婚したのは2023年のオフ。
2026年1月の報道では、巨人へのFA移籍について「環境を変えたかった」と語ったと伝えられています。
高梨投手も則本投手も、楽天から巨人へ来たという点が同じなんですね。
だから、こんな声が出てきます。
「代行『則本、高梨の不倫リレーで行きます!』」
投手を次々つないでいく継投になぞらえた軽口です。
つないでほしくないところで、しっかりつないでしまいました。
高梨見損なったぞ…
お前も結局則本か() https://t.co/z0HV25sQUr pic.twitter.com/fd4QBC171b— YUTA@SUBARU鷲 (@Eagles27yuta) 2026年8月6日
もっとも、二人の間に何かつながりがあると報じられたわけではありません。
みんなが思い出しているのは、同じ巨人に、過去に不倫を報じられた選手がもう一人いることです。
名前が並んでしまえば、あとはもう大喜利。
高梨「則本さーん、やっちまいました😢」
則本「しょうがない奴やなぁ😅」
坂本「まぁ、気持ちは分かるぞ🙂↕️」— にじりょう🦅 (@T_Edream_00) 2026年8月6日
高梨投手が則本投手に謝り、それを先輩がなだめる架空のやりとりまで作られました。
NPBで不祥事が続くのが心配との声
ネットの反応の中には、球界そのものを心配する声も混ざっています。
NPBは日本のプロ野球を運営している団体です。
セ・リーグとパ・リーグ、あわせて12球団をまとめている組織。
そのNPBでは、ここ2年ほど、不倫とはまた違う種類の問題も続いてきました。
2025年に発覚したオンラインカジノの問題は、最終的に複数の球団へ広がっています。
もうひとつが「ゾンビたばこ」と呼ばれるもの。
エトミデートという麻酔の成分を、電子タバコのような器具で吸うもので、吸った人の意識がもうろうとして、ふらついて歩く様子からこの呼び名が付きました。
2025年に指定薬物になっています。
広島の元選手・羽月隆太郎氏は、これを使ったとして逮捕・起訴され、有罪判決を受けました。
球団は契約を解除しています。
羽月氏の発言として報じられた中には、「自分を含めて6人が同じ人物から買った」というものがありました。
渡した側とされる人物は「広島だけじゃない、プロ野球選手を40人ほど抱えている」と話したと伝えられていますが、この40人という数字の裏付けは取れていません。
さらに2026年7月30日には、現役の矢野雅哉選手と前川誠太選手の居宅などが捜索されました。
どんな容疑なのかは、まだ明らかにされていない状態です。
羽月氏が話したという「6人」が誰なのかは、いまも分かっていません。
野球ファンからは、不祥事が続いていることを心配する声も出ています。
ただ、はっきりしていることがひとつ。
高梨投手について、薬物やオンラインカジノとの関わりは一切報じられていません。
報じられたのはシーシャバーへ入ったことで、シーシャは合法のお店で出されるものです。
指定薬物ではありません。
同じ時期に野球選手の名前が続けて出てくると、どうしても一緒くたに見えてしまいます。
でも、これはまったく別のことです。
ただ、高梨投手については、ネットが持ち出せる材料がいくらでもあります。
料理も、猫も、サウナも、キャンプで試した習慣も、この人は全部自分から出してきました。
フォロワーは約12万4000人。
プロフィールには「本人です。」と書いてあります。
だからネットは、新しい悪口を探しませんでした。
自分で出した五文字が、3年越しで本人のところへ戻ってきています。
職場で誰か一人が問題を起こすと、まじめに働いている同僚まで同じ目で見られてしまう。
そういうことって、どこの会社にもありますよね。
野球でも同じで、何もしていない選手や、応援しているだけのファンが「またか」という空気を背負うことになります。
好きなチームでこういうニュースを見るのは、やっぱりしんどいものです。
8月7日の時点でも、球団と本人からは何も出ていません。
続報が気になるところですね。
