重岡大毅はなぜしんどいと言われるのか|嫌いになれない人の話

重岡大毅さんのことを考えると、なんだかしんどい。
いま、そういう状態の人がいます。
嫌いになったわけではないのに、前と同じようには見られなくて。
かといって、どこがどう嫌なのかと聞かれると、うまく言葉になりません。
その言葉にならない感じが、いちばんきついところ。
今回は、その「しんどさ」の中身を分けていきたいと思います。
本人の癖のどこが引っかかっているのか、それはいつからそう見えるようになったのか。
順番に見ていくと、思っていたのとは違う場所に行き当たります。
しんどいと書いているのは離れた人ではありません
まず、実際に何が書かれているかを見に行きました。
意外だったのは、「しんどい」と書いている人の立ち位置です。
離れた人が吐き捨てるように使っている言葉かと思っていたら、そうではありませんでした。
「同じ重岡担として頑張りたい気持ちも一緒なので」と、ファン同士で励まし合っている投稿。
「しんどい気持ちを共有できてよかった」と書いている人もいます。
なかには「番宣で重岡くんめっちゃ見るしめっちゃビジュ良いしおもろいのに素直に楽しめないのがしんどいよな」という声もありました。
おもしろいと思う気持ちは、まだ残っています。
ビジュアルもいいと感じたまま。
それなのに、素直には楽しめない状態。
つまり「しんどい」は、嫌いの手前にある言葉ではありませんでした。
好きな気持ちが残っているからこそ出てくる言葉のほうです。
いっぽう「嫌い」のほうは、中身がはっきり違いました。
こちらで挙げられているのは、もっと前からある癖のほうです。
いじりが強い、という指摘。
知恵袋には「人をいじりまくり騒ぎまくり真ん中でボケばかりやって」と書かれた質問が立っていました。
Xでも「ゲーミングチャンネルでの玉森くんへの態度で(ネタでも)苦手意識強かった」という声が出ています。
場をまわす力と、いじりの強さ。
この2つは同じ動きの表と裏なので、受け取る側によって評価が反転します。
大事なのは、これが今回の騒動で始まった話ではないところ。
「かなり前からずっと嫌いだった」と書いている人もいました。
3年前のバラエティで謎すぎると笑われていた
では、いま新しく引っかかられている癖のほうは何なのか。
くり返し名前が出てくるのが、秘密主義です。
プライベートを一切明かさない、という性質のこと。
これも今回見つかったものではありません。
2023年9月、TBS系のバラエティ『ドーナツトーク』で、まるごと1つの話題として扱われていました。
タレコミを持ち込んだのは、メンバーの神山智洋さん。
「秘密主義で、プライベートが謎すぎる」という内容だったと報じられています。
番組で明かされた徹底ぶりが、なかなかのものでした。
- マネージャーにも自宅を明かしていない
- 迎えの車には、家から離れたところで乗っている
- メンバーを家に招いたことは一度もない
- 私服も特定されたくないので、ジャージと決めている
本人の説明も残っています。
「別に信用していないとかじゃないですけど。オンとオフをバチッて分けたくて」とのこと。
私服については「特定されたくないんですよ」と話していたと伝えられています。
読んでいて気づくのは、この話の温度のほうです。
当時これは、秘密主義を責める話ではありませんでした。
面白い人の面白い一面として、笑いながら紹介されていたわけです。
その秘密主義を明かしていたのは小瀧望でした
同じ番組で、もう一人が口を開いています。
小瀧望さんです。
「僕が知っている限り友達は、バンド・THE イナズマ戦隊の上中丈弥さん、なにわ男子・藤原丈一郎さん、ロン毛のスタッフ、この3人しかいません」
グループの中でいちばん近くにいる人が、友達の名前を3人まで数え上げられてしまう。
逆に言えば、それ以上は知らないということでもあります。
そして2026年8月30日に脱退を発表した2人のうち、ひとりが小瀧望さん本人でした。
ここは慎重に書いておきます。
脱退の理由は、事務所からも本人たちからも公表されていません。
この2つを線でつなぐ材料は、いまのところ表に出ていないんです。
ただ、3年前にテレビで笑いながら「友達は3人しかいません」と話していた人が、いま隣にいないということ。
その事実だけは、動かせないところにあります。
8月に起きたことを順番どおりに並べる
ここで、時系列を確認しておきましょう。
順番が入れ替わると、まったく別の話に見えてしまうからです。
- 8月9日 ―― 重岡大毅さんが結婚と第1子誕生を発表
- 8月30日 ―― 藤井流星さんと小瀧望さんの脱退が発表される
- 8月31日 ―― 重岡さんがブログを更新し、ファンへ謝罪
結婚の発表が先で、脱退の発表があと。
この並びを見て、同じところで引っかかった人がいました。
SmartFLASHは、重岡さんの突然の結婚と子どもの発表が2人の脱退の決め手になったのではないか、という見方がファンのあいだで強いと報じています。
くり返しますが、これは確かめられた因果ではなく、受け止めのほうです。
それでも、ここまでの流れで言えば、腑に落ちてしまう部分があります。
家のことも、友達のことも、自分からは言わない人。
その人が、結婚と子どものことも、直前まで言っていませんでした。
性質としては、まったく同じなんですよね。
ジタバタという4文字に引っかかった人たち
8月31日のブログには、はっきりした反応が出ました。
女性自身が9月1日に報じたところによると、STARTO ENTERTAINMENTのタレントブログには5種類のマークがあり、通常はハートマークが圧倒的に多いそうです。
そのなかで「お茶のマーク」を非難や不満の意味で使うことが、ファンのあいだで暗黙の了解になっているとのこと。
このときのブログは、そのお茶のマークが7割以上を占めたと報じられています。
引っかかられた場所も、はっきりしていました。
- 「重岡のブログ読んだけどどの口が言ってんだとしか、、」
- 「『僕はジタバタし続けます』ってなに?」
- 「『ジタバタ』という言葉選びがなんか責任感ないなと思った」
注目したいのは、後ろの2つのほうです。
批判が向いているのは、出来事そのものではありません。
ジタバタという4文字の選び方へ向かっています。
軽い。
自分のことを言っているのに、他人事に聞こえてしまう。
そういう引っかかり方でした。
そしてもう1つ、別の角度から刺さっている声があります。
「大好きな重岡くんがずっと知らない人って感じがするからなんだよね」
この一文が、いちばん奥まで届いていると感じました。
癖は変わっていないのに見え方だけが裏返った
ここまで並べてみて、はっきりしたことがあります。
重岡大毅さんの癖は、何ひとつ変わっていません。
家のことを言わないところ。
友達の話も出てきません。
オンとオフをきっちり分ける。
言葉を選ぶときに、深刻な語ではなく軽い語を取る。
3年前も同じでした。
違っているのは、見ていた側の前提のほうです。
7人がそろっていたころ、秘密主義は笑って眺めていられる癖でした。
グループが続くという前提があったから、謎めいた部分は面白い部分でいられたわけです。
その前提が8月30日に外れた瞬間、同じ癖が説明の材料に変わりました。
言わない人だった、という事実が、そのまま「だから言われなかったのか」という納得に使えてしまうんです。
さっきの「ずっと知らない人って感じがする」という言葉も、そこにつながります。
あの人は、急に知らない人になったわけではありません。
ずっと知らない人だったことに、いま気づいてしまったというほうが近いはずです。
だから、しんどい。
嫌いになれれば、まだ楽なんだと思います。
理由を一つ見つけて、そこに置いて、離れればいい。
けれども今回引っかかっている癖は、その人を好きになった理由と同じ場所から出ています。
歌が苦手だからピアノを始めたという話も、辛いものが苦手なのに汗をかきながら食べていた姿も、好きになったきっかけとして語られていました。
不器用で、心のうちを見せるのが苦手な人。
その不器用さを込みで見てきた人ほど、いま行き場をなくしています。
嫌いになれない人が、いちばんしんどい。
そういう時期なんだろうな、と思うところですね。
