WEST.のファンクラブの会費を、8月に更新したばかりという人も多いはずです。

そのWEST.が、9月30日でグループとしての活動を終えると、2026年9月24日に発表されました。

8月30日に藤井流星と小瀧望の脱退が発表されてから、残る5人の今後は「協議中」とされてきたんです。

その答えが、今月末という日付とセットで出てきました。

 

急すぎる、こんな終わり方があるのか、という声が並ぶなかで、ファンの人たちが同じくらい気にしていたのがファンクラブのこと。

会費は返ってくるのか、ファンクラブそのものは残るのか。

発表から数時間のうちに、ファンクラブの更新の案内が画面から消えていた、と書く人まで出てきました。

今回は、WEST.の活動終了でファンクラブがどうなるのかを、事務所の発表文とファンクラブの会員規約から調べていきたいと思います。


発表文にあったのは活動終了の一言だけ

所属事務所のSTARTO ENTERTAINMENTは、同じ日に公式サイトで「WEST.に関するご報告」を出しました。

文章は短く、書かれていたのは次の4つです。

  • 9月30日をもってWEST.としてのグループ活動を終了する
  • 8月30日の脱退の発表から、5人と会社で「5名での活動継続を含め」協議を重ねてきた
  • 発表までに時間がかかり、心配と不安をかけたことへのお詫び
  • 10月1日以降も7人全員が会社に残り、それぞれタレント活動を続ける

お詫びの一文は、「この度の発表をお伝えするまでに時間を要し」という言い方になっていました。

脱退の発表から、答えが出るのをずっと待っていた人にとっては、その一文がいちばん重く響いたかもしれません。

結論に至った理由として書かれているのは、「それぞれが今後目指す活動や方向性を踏まえ」という一節だけでした。

ニュースの見出しには「解散」という言葉も並んでいますが、発表文そのものに、その二文字は出てきません。

使われているのは、あくまで「グループとしての活動を終了」という言い方です。

ただ、事務所の関係者はニュースサイトのENCOUNTの取材に「解散ということになります」と答えていて、中身としては解散と受け取ってかまわないでしょう。

 

WEST.は、ジャニーズWESTとして2014年4月23日に「ええじゃないか」でCDデビューしました。

発表文の終わりでも、デビューからの応援に対して、あらためてお礼が述べられています。

7人とも同じ会社に残るので、テレビや舞台でそれぞれの顔は、これからも見られるはずです。

 

そのいっぽうで、書かれていないこともあります。

最後のライブの予定も、ファンクラブの扱いも、発表文には一行も出てこないまま。

ライブについては、事務所の関係者がENCOUNTの取材に、ファンと直接会うイベントや公演は「現時点ではありません」と答えたとのこと。

それでも、ファンにとってはどちらも同じくらい重い知らせ。

ラストのライブが無いと知った同じ投稿のなかで、会費の更新のことにも触れられていました。

気持ちの整理がつかないうちに、お金の話まで頭をよぎってしまう。

それくらい急な知らせだったんですよね。


更新したばかりの会費はどうなるのか

WEST.のファンクラブは、株式会社FAMILY CLUBが運営する「ファミリークラブ」の中にあります。

入会金は1000円で、年会費は4000円。

会員になると、コンサートのチケットの優先申し込みや会員限定の動画、会報などを受け取れる仕組みです。

会員でいられる期間は、入会が認められた翌月の1日から1年間とされています。

8月に期限を迎える会員が多く、8月中に更新の案内が届いていたことは、ニュースサイトのSmartFLASHも伝えていました。

その記事では、脱退の発表が更新の締め切りの間際だったことに、ファンから不満の声が出ていたことも紹介されています。

 

そして今回、グループそのものの活動が終わると決まりました。

ネットには、こんな声が上がっています。

有効期限は9月末で、もう更新ずみ。

支払った分は返ってくるのか、という疑問です。

同じことを書いている人は、ほかにもいました。

 

では、ファンクラブの側はいまどうなっているのでしょうか。

外から見られるWEST.のファンクラブのお知らせ欄は、8月31日の更新を最後に止まったままです。

会員向けには、ファンクラブのサイトに7人がそろって登場する動画が公開されました。

スポニチアネックスによると、7人は動画の中で「グループをたたむことにしました」と伝え、2人の脱退について「本当に心よりお詫び申し上げます」と頭を下げたそうです。

ただ、その動画やメールで会費のことが語られたという声は、見当たりませんでした。

かわりに出てきたのが、こんな報告です。

期限が9月30日までの人の画面から、更新の案内が消えていたという話。

ほかにも「更新できなくなってる」と書く人や、会員証の再発行が受付停止になっていたと書く人がいました。

結局、9月24日の午後の時点で、会費の扱いについての案内はまだどこにも出ていない状態です。


規約に書いてあった閉鎖の一行

そこで、ファミリークラブの会員規約を読んでみました。

規約には、入会を申し込んだ時点で会員はこの規約に同意し、それを会社との契約の内容とする、と書かれています。

つまり、お金の扱いを決めているのは、この規約そのものなんです。

お金に関わるのは、第7条の入会金と年会費のところで、そこにははっきりこう書かれていました。

「一度、会員より納入された入会金・年会費・事務手数料の返還はいたしません。」

原則は、返さない決まり。

ただ、そのすぐ後ろに、但し書きが1行だけ。

「ただし、第15条3項の場合に限り、年会費を一部返還いたします。」

では、その第15条3項には何が書いてあるのか。

「当社は、アーティスト等の活動状況並びにその他の事情により、各ファンクラブを閉鎖することができます。」

 

年会費の一部が戻ってくるのは、ファンクラブが閉鎖されたときだけ、ということ。

グループの活動終了とファンクラブの閉鎖は、規約の上では別々の出来事なんです。

規約のどこを読んでも、グループの活動が終わったら自動的にファンクラブが閉じる、とは書かれていません。

閉じるかどうかは運営会社が決めることで、返還の中身も「当社から対象となる各ファンクラブの会員にご案内する」とされています。

しかも、WEST.のファンクラブのお知らせ欄をさかのぼると、7月には神山智洋のソロツアー、8月には舞台の公演の知らせが載っているんですよね。

一人ひとりの仕事の案内まで、ここに集まっていました。

グループが終わっても、そうした知らせをどこで出すのかという問題は残るので、閉じる時期はまだ読みにくいところだと思います。

 

今回の発表で決まったのは、グループの活動が終わることまでです。

会費が戻るかどうかは、ファンクラブを閉じるという知らせが出てはじめて決まる話でした。

更新の案内が消えたという報告は、新しく払う人をこれ以上増やさないための動きとも読めるでしょう。

更新の時期がもっと先の人からは、こんな疑問も出ています。

更新の月が12月の人もいれば、9月末の人も。

会員ごとに期限がばらばらなので、戻る額も人によって違ってくるのかもしれません。

それから、規約が書いているのは「一部返還」で、全額とは書いていない点も押さえておきたいところです。


KAT-TUNのときは返金のメールが届いた

同じ会社には、2025年に前例があります。

同じ会社に所属していた、KAT-TUNです。

2025年2月12日、事務所はKAT-TUNを3月31日で解散すると発表しました。

発表文には「KAT-TUNを解散することをご報告いたします」とあり、WEST.のときには出てこなかった「解散」の二文字がはっきり入っています。

同じ文章には、「近い将来ファンの皆様とお会いできる場所を作るべく、現在調整をしております」という一文も入っていました。

ファンクラブの扱いについては、こちらの発表文にも書かれていません。

文春オンラインが紹介したファンの話によると、3月5日に会員あてに「ファンクラブ閉鎖に伴う年会費の返金」の案内が届いたそうです。

そのあとには、会員の誕生日に送っていたバースデーカードを届けられなくなるので、代わりにバースデー動画を送る、という知らせも来たとのこと。

ファンクラブが閉じるまでのあいだにも、会員あての案内は少しずつ届いていたようです。

 

同じころ、ネットには返金のメールが来たという声が並んでいました。

返金はいいから、閉鎖をやめてほしい。

戻ってくるお金より、閉じてしまうことのほうがつらい、という気持ちがそのまま出ています。

ファンと会う場は、ファンクラブが閉じたあとにも用意されていたんです。

解散の当日には生配信が行われました。

そしてKAT-TUNは、解散した年の11月8日に、ZOZOマリンスタジアムで「Break the KAT-TUN」というライブを開いています。

解散を発表したときのあの一文は、この日のためのものでした。

 

WEST.の発表文には、この「お会いできる場所」にあたる一文が入っていません。

KAT-TUNのときの流れを見るかぎり、ファンクラブの話は、会員あてのメールで届いてきました。

ただし、閉じる時期や返金の中身がWEST.でも同じになるとはかぎりません。

会費の扱いは、これからファンクラブの側から案内が来るのを待つことになりそうです。


返金はいらないと書いた人たち

今回のWEST.のファンからも、同じ気持ちの投稿が出ています。

返金されるのかと気にしながら、戻ってきたら悲しいから、いらない、という声。

同じ投稿には、10年間のWEST.のファンクラブが本当に終わりを迎える、とも書かれていました。

KAT-TUNのときの「閉鎖やめて」と、ほとんど同じ気持ちです。

 

返金はお金の話に見えますが、会員にとっては、ファンクラブが本当に閉じたと告げる最後の知らせでもあるんですよね。

お金が戻ってくることと、寂しさが消えることは、まったく別のもの。

会員限定の動画や、会員向けの連載『WESTん家』をいつまで見られるのかも、まだ案内は出ていません。

閉鎖が決まれば見られる期間もそこで区切られるはずなので、見返したいものは早めに見ておくと安心です。

そのうえで、案内が届いたときに慌てないように、いまのうちに確かめておけることは3つ。

  • 登録しているメールアドレスと住所
  • 自分の会員の有効期限
  • 自分から先に退会の手続きをしないこと

規約には、登録内容の不備で返金できず、もう一度手続きをする場合は、別に手数料がかかると書かれています。

有効期限は、何月までのぶんを払っているのかを知る手がかりにもなるでしょう。

それから、年会費が一部戻るのは閉鎖されたときだけなので、その前に自分で退会すると、一部返還の対象から外れてしまうようにも読めます。

有効期限の途中で退会したいときは、ファミリークラブへ問い合わせる決まりなので、迷ったら先に聞いてみるのがいちばん確かでしょう。

 

活動の終わりまで、残された日はわずかです。

今月末で終わると決めたのなら、ファンクラブのことも同じ日に一行でいいから書いてほしかった、と感じてしまいます。

メールを開くのが怖くて、まだ読めずにいる人もいるようです。

それでも届いた案内は、WEST.を応援してきた時間の最後の知らせとして、落ち着いて読んでおきたいところですね。

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