ドラッグストアでナプキンを手に取ったとき、「あれ、ちょっと前より高くなってない?」とレジ前で固まった経験、ありませんか?
最近のニュースを見ていると、生理用品の値上げが大きく報じられていて、なんだかモヤモヤした気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。
しかも値上げの波は、生理用品だけにとどまらないというのが今回の厄介なポイントなのです。
スキンケアやシャンプー、ハンドクリームから、いざというときの防災グッズまで、私たち女性の暮らしを支えている「あって当たり前のもの」たちが、じわじわと値段を上げている真っ最中。
この記事では、ニュースだけでは見えてこない「値上げの本当の正体」と、日常生活に関わる関連アイテムを、日常生活の視点からまとめてみました。
2026年5月時点の情報をもとに、ゆっくり整理していきたいと思います。
目次
生理用品値上げと隠れた負担
生理用品って、ある意味で「逃げ場のない出費」だと思いませんか?
食費なら少し節約することもできますし、洋服だってしばらく我慢できます。
でも、生理用品だけは「今月はやめておこう」とは絶対にいかないアイテム。
そんな必需品の値段がじわじわ上がっていることに、SNSでは「ピンクフレーション」とか「ピンク税」という言葉まで生まれて、多くの女性のため息や怒りが噴出している状態なのです。
ピンク税というのは、同じような機能の商品でも、女性向けというだけでお値段が高めに設定されている傾向のこと。
カミソリやデオドラントなんかが代表例で、男性用と比べてみるとパッケージがピンクや花柄になっただけで、傾向として割高になっているケースが多いと言われています。
そこへ追い打ちをかけるように、もともと女性しか使わない生理用品まで値上げされてしまうと、「女性であるだけで、なんでこんなにお金がかかるんだろう」という気持ちになるのも当然ではないでしょうか。
具体的な値上げ予定を整理すると、なかなかインパクトのある数字が並びます。
ユニ・チャームは2026年7月から生理用品や紙おむつを5%前後、大王製紙は8月から「エリス」などの紙製品を15%以上、花王も9月以降「ロリエ」などで追随する見通しなのだとか。
すでにドラッグストアでは品薄や買い溜めの報道も増えていて、夏以降に本格化する値上げを前に、世間がそわそわしているのが伝わってきます。
しかも生理用品は、一生のうちに数十万円規模の出費になると言われている地味に重たい買い物。
そこに月々のストレスや体調の波が乗っかってくるわけですから、家計だけでなく心まで疲弊しやすい構造になっているのかもしれませんね。
日用品高騰の背景と見落とされる視点
ここで一度、「そもそも、なんで一斉に値上げが起きているの?」という素朴な疑問を整理してみたいと思います。
主な原因として挙げられているのが、中東情勢の緊迫化によるナフサ(粗製ガソリン)の高騰なのです。
ナフサというのは、原油から作られる素材のひとつで、いわばプラスチック製品や化学繊維のおおもとになる存在。
このナフサが高くなると、それを材料にしているありとあらゆる商品の製造コストが押し上げられてしまうという仕組みなんですね。
そこに加えて、原油高による物流費の上昇も重なっているため、商品の値段はダブルパンチで押し上げられている状態。
2026年夏以降、こうした値上げが本格化する見通しというのが、頭に入れておきたいキーワードになりそうです。
ここからが、ニュースであまり触れられていない大事な視点。
ナフサから作られているのは、実は生理用品の不織布や高吸水性樹脂だけではないのです。
シャンプーや洗剤に含まれる界面活性剤、化粧水のプラスチックボトル、ハンドクリームのチューブ、ウェットティッシュの不織布シート、ヘアケア用品の容器など、女性が毎日のように手に取っているアイテムのほぼ全てがナフサのお世話になっているといっても過言ではありません。
つまり、報道の中心になっている生理用品はあくまで「氷山の一角」であって、その下には美容・衛生・防災に関わる広大な値上げ予備軍が横たわっていると考えられます。
冷蔵庫の中身だけでなく、洗面所や化粧ポーチの中身まで、まるごと値上げ圧力にさらされている時代なのかもしれません。
実際、ロート製薬の「肌ラボ」シリーズは2026年4月出荷分から約10%値上げ済み、花王の「ビオレ」も7月以降の値上げが予定されているのだとか。
正直、これには驚かされました。
ふだん何気なく手に取っているプチプラ系のアイテムが、すでに値上げされていたなんて気づかなかった方も多いのではないでしょうか。
暮らしの質と衛生を守る必須アイテム
こうした背景を踏まえ、実際に影響を受けやすいアイテムをカテゴリ別に整理していきたいと思います。
「自分の生活でどれが該当するんだろう?」と確認しながら読み進めてみてください。
まずは、生活に直結する衛生消耗品、つまり生理用品関連からチェックしていきましょう。
生理用品
生理用品といっても、最近は本当に種類が増えていて、選択肢の幅が広がっているのが特徴。
「いつも同じものをなんとなく買っている」という方こそ、この機会にラインナップを見直してみると、思わぬ発見があるかもしれません。
夜用の定番から繰り返し使えるエコなタイプ、コンパクトな省スペース型まで、幅広く整理してみました。
ユニ・チャーム ソフィ 超熟睡ガード 420
夜中の漏れが心配で熟睡できないという悩みは、多くの人が感じる負担のひとつ。
ソフィ 超熟睡ガード 420は、その名の通り42cmというロングサイズで、夜間の横漏れや後ろ漏れを防ぐ設計になっています。
高めのギャザーが体のラインに沿ってフィットする構造で、寝返りを打ったときの安心感に違いが出るとされています。
「伝い漏れの心配がなくぐっすり眠れる」「品薄のときに通販で確保できた」といった声もあり、長時間交換しづらいシーンで利用されている定番アイテムです。
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ユニ・チャーム ソフィ シンクロフィット
「ナプキンだけだとどうしても伝い漏れが心配」という方に知られているのが、シンクロフィットというインサート型の生理用品。
ナプキンと体の間にプラスして使うことで、ダイレクトに経血をキャッチする構造で、使用後はそのままトイレに流せるという特徴があります。
「これを併用してから漏れの不安が激減した」「ゴミが出なくて衛生的」といった感想が寄せられている画期的なアイテム。
コンパクトで持ち運びやすく、移動が多い日のポーチに忍ばせるという使い方をされている方も多いようですね。
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ユニ・チャーム ソフィ はだおもい 特に多い昼用・超熟睡ガード セット
「肌が弱くてナプキンでかぶれやすい」という悩みに対応しているのが、敏感肌向けに作られた「はだおもい」と、夜用の「超熟睡ガード」のセット。
経血を素早く吸収して表面のサラサラ感をキープする設計で、長時間つけていても肌トラブルを起こしにくいのが特徴ではないでしょうか。
昼用と夜用がまとめて手に入る点も、忙しい毎日の中で利用されているポイント。
敏感肌の方の選択肢のひとつとして覚えておきたいラインナップだといえます。
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ユニ・チャーム ソフィ ソフトタンポン スーパー
「ナプキンってかさばるんだよなぁ」という声に対応しているのが、ソフィ ソフトタンポン スーパー。
アプリケーター付きで初心者でも扱いやすく、最長8時間まで対応する吸収力を持っています。
「旅行やプールではこれ一択」「ポーチに常備しておくと急な生理にも慌てない」といった使われ方をしているようです。
使い捨てナプキンと比べて圧倒的にコンパクトで、限られたスペースに収納したいシーンで役立つ点が特徴。
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小林製薬 サラサーティ コットン100 無香料
おりものシートは「あってもなくても」と思われがちですが、生理前後や下着の清潔保持に関わるアイテム。
サラサーティ コットン100は、天然コットン100%の表面シートを採用していて、敏感肌の方にも使いやすい設計になっています。
「毎日使うものだから肌に優しいのが一番」という感想が寄せられている定番のおりものシート。
水道や洗濯機が使えない状況下で下着を清潔に保つためのアイテムとしても活用されています。
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ジュランジェ 布ナプキン お試し一体型
「使い捨てナプキンの値上げが続くなら、繰り返し使えるものに切り替えてみたい」という関心に応えているのが、布ナプキンという選択肢。
ジュランジェの布ナプキンは、安心の日本製コットン100%に透湿防水布を組み合わせた一体型で、初心者でも扱いやすい仕様になっています。
「肌触りがふわふわで温活にもなる」「使い捨てのベタつき感から解放された」という使用感が報告されている繰り返し使えるタイプ。
ゴミを増やしたくない方や、エコへの関心が高い方に利用されている選択肢のひとつです。
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noA600 吸水ショーツ
「ナプキンをこまめに交換できない状況」を想定したとき、選択肢として浮上するのが吸水ショーツ。
noA600は約30ccの水分を吸収する仕様で、綿混素材で履き心地に配慮された一枚です。
「締め付け感がなくラク」「ナプキンを何度も交換する手間が省ける」といった声が寄せられているアイテム。
洗って繰り返し使える下着があるかどうかは、シチュエーションによっては大きな違いを生むのかもしれません。
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心と体を支えるスキンケア・防災の備え
ここからは、生理用品以外の「実は値上げ予備軍」になっているアイテムたちをチェックしていきましょう。
スキンケアやヘアケアといった毎日のお手入れアイテムも、ナフサ高騰の影響をひっそりと受けている分野。
ついでに、いざというときに女性の暮らしを支えてくれる防災グッズもまとめて整理していきます。
「気がついたらこれも値上げしていた」となる前に、自分にとって必要なものを把握しておくと安心ではないでしょうか。
スキンケア・洗剤類・ハンドクリーム
スキンケアアイテムは、容器のプラスチックから中身の界面活性剤まで、ナフサが関わるパーツがてんこ盛り。
つまり、値上げが直撃しやすいジャンルのひとつなのです。
毎日使うものだからこそ、コスパや詰め替えの有無もチェックしておきたい部分。
花王 ビオレ スキンケア洗顔料 薬用アクネケア
ニキビや肌荒れを防ぐ殺菌・消炎成分を配合した薬用洗顔料で、ドラッグストアの定番として長年知られているアイテム。
「さっぱり洗えるのに突っ張らない」「マスク荒れや季節の変わり目の肌トラブルが落ち着いた」といった使用感が報告されています。
特別なことをしなくても、いつもの洗顔をこれに替えるだけで肌のコンディションが整いやすい点が特徴。
花王は2026年7月以降の値上げが予定されている分野のため、価格動向の確認が必要なアイテムでもあります。
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ロート製薬 肌ラボ 極潤 薬用ハリ化粧水
「化粧水はとにかくたっぷり使いたい派」という方に知られているのが、肌ラボ 極潤シリーズ。
ヒアルロン酸などの高保湿成分を配合した薬用ハリ化粧水で、乾燥を防ぎながらピンとしたハリ肌へと導く設計が魅力ですね。
すでに4月出荷分から約10%値上げ済みという情報があり、原材料コストの影響を実感しやすい商品のひとつだといえます。
詰替用のラインナップもあるため、容器コストの高騰を踏まえた選び方ができる点も覚えておきたいポイント。
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クリスチャン・ディオール ミス ディオール ハンドクリーム
節約は大事だけれど、気持ちまでカサカサになってしまっては本末転倒ではないでしょうか。
そんなときに知られているのが、ミス ディオールのハンドクリーム。
みずみずしいローズの香りが広がる仕様で、自分へのご褒美やギフトとして選ばれている定番のアイテム。
少量で長く使える設計のため、デパコス全体の値上げ傾向の中でも、長く付き合えるアイテムとして利用されています。
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シャンプー・リンス・ヘアケア
ヘアケア用品もまた、界面活性剤やボトル素材の値上げ影響を受けやすい分野。
サロン代も人件費や薬剤費の高騰で上がっている傾向があるので、自宅ケアの質が家計に直結する場面が増えそうです。
MTG ReFa ミルクプロテイン シャンプー
ミルクプロテインを配合し、髪のパサつきやダメージを内側から補修する高機能シャンプー。
「頭皮のかゆみが抑えられて髪がツヤツヤになる」「トリートメントとセットで使うと効果を実感しやすい」といった感想が寄せられているラインナップ。
サロン施術代も値上がりしている今、自宅ケアの質がそのまま美容コストに反映される時代なのかもしれませんね。
泡切れがよく、少ない水でも洗い流しやすい設計という点も、知っておきたい特徴です。
化粧品
「メイクなんて贅沢品でしょ」と思う方もいるかもしれませんが、自分らしくいるための小さなツールとして、コスメは意外と大事な存在。
長く使えるものを選ぶことで、結果的に節約にもつながる面があるのではないでしょうか。
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SUQQU シグニチャー カラー アイズ
繊細な発色と上品なラメ感が特徴のプレミアムな4色アイシャドウパレットで、大人の目元を品よく彩る設計のアイテム。
「粉飛びせず一日中上品なツヤが続く」「絶妙な配色で捨て色がない」といった使用感が報告されている定番のパレット。
コンパクトで劣化しにくい仕様のため、長く愛用されている点も特徴のひとつです。
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カネボウ ルナソル アイカラーレーション
美しい輝きと独特のカラーバリエーションで、数々のベストコスメを受賞してきた実力派アイシャドウパレット。
「発色が本当にきれい」「オフィスからプライベートまで万能」といった声が寄せられている定番のコスメ。
これ一つで何通りものメイクが楽しめる構成のため、ポーチをコンパクトにまとめたい方の選択肢にも入ってきます。
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ランコム ジェニフィック アルティメ セラム
肌本来のバリア機能をサポートして透明感とハリをもたらす設計の、ランコムの導入美容液。
「翌朝の肌のなめらかさが違う」「高価だけどそれ以上の価値がある」といった使用感が報告されているアイテム。
ストレスや乾燥で肌が荒れがちな状況でも、これ一本で導入から保湿までカバーする構成のため、スキンケア工程をシンプルにまとめたい方に利用されているようです。
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その他の女性向け
話題に上がりにくいけれど、知っておくと選択肢が広がるアイテムをまとめてみました。
PH JAPAN デリケートゾーン専用ソープ
デリケートゾーンの肌に合わせた弱酸性で、かゆみやニオイの原因をやさしく洗い流す設計の専用ソープ。
ランキング上位の常連商品として知られていて、「生理中の不快感が軽減された」「優しく洗えて肌荒れしない」といった感想が寄せられています。
アミノ酸系の処方で肌への負担が少ない点が特徴のアイテム。
Femia フェムウェット
デリケートゾーンをサッと拭き取って清潔に保ち、そのままトイレに流せる消臭成分配合のウェットティッシュ。
「外出時のエチケットに便利」「サボンの香りが自然で使いやすい」といった使用感が報告されているアイテム。
20枚×8個といったセット販売もあり、衛生管理のひとつの選択肢として活用されている品目です。
防災
ここからは、いざというときに女性の暮らしを支えてくれる防災グッズをチェック。
中東情勢が長引けば物流や供給にも影響が出る可能性があるため、災害時・避難時を想定した備えへの関心が高まっているのも事実ではないでしょうか。
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kurashido 女性用防災セット 22点セット BOX
5年保存食や簡易トイレなどの基本装備に加えて、生理用品やスキンケアなどの女性特有の衛生ニーズを網羅したおしゃれな防災BOX。
「女性目線で必要なものがコンパクトにまとまっている」「玄関やリビングにそのまま置けるデザインが良い」といった感想が寄せられている内容です。
巨大地震への懸念が高まる中、これ一つで避難時の衛生面の土台が整う構成という点に注目が集まっています。
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kurashido esona 防災セット
ママ防災士の視点から監修された、非常食や防水リュック、充実のトイレセットなどが詰まった2人用の防災セット。
「中身のクオリティが高く背負いやすい」「家族で備えるのにちょうどいい安心感」といった使用感が報告されている商品。
女性ならではの細やかな配慮が行き届いた内容で、長期化する避難生活を想定した現実的な構成だといえそうです。
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Greeshow 3WAY充電 携帯浄水器 GS-2811
USB充電・ソーラー・手回しの3WAYに対応し、川や雨水から飲料水を自動精製できる電動式のポータブル携帯浄水器。
「濁った水が臭みもなく本当にきれいになった」「電池切れの心配がなくて精神的に救われる」といった感想が寄せられている革新的なアイテム。
ナフサ高騰によるペットボトル水の品薄・値上がりへの備えとしてはもちろん、水道停止時の生活用水確保、さらには浄水した水で洗顔やデリケートゾーンのケアを行うといった、複数の衛生シーンに対応できる点が特徴です。
正直、ここまで一台でカバーできる道具があるとは驚きでした。
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賢いストックで自分を守る選択を
ここまで読んでくださって、「思っていたより値上げの影響範囲が広いんだな」と感じた方もいるかもしれません。
でも、不安をあおられるままに買い溜めに走るのは、ちょっと違う気がするのです。
大切なのは、自分にとって本当に必要なものを見極める姿勢なのではないでしょうか。
毎月の生理用品も、毎日のスキンケアも、もしものときの防災グッズも、ぜんぶ「自分を大切にする」という同じ軸でつながっているもの。
家計の状況や生活スタイルに合わせて、無理のない範囲で情報を整理していくことが、これからの時代を上手に乗りこなすコツになりそうです。
まとめ
生理用品の値上げは氷山の一角で、その下にはスキンケアやヘアケア、防災グッズまで含めた広い値上げの波が広がっているというのが、今回のお話のポイント。
ピンクフレーションのモヤモヤを嘆くだけでは現実は変わりません。
だからこそ、正確な情報を踏まえて選択肢を整理することが、これからますます大切になっていくのではないでしょうか。
2026年5月時点の状況をもとにまとめてみましたが、価格や情勢は今後も動いていく可能性があります。
最新のニュースにも目を向けながら、ご自身のペースで判断していかれるとよいのかもしれませんね。
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