「マジびっくりしたんだけど、鬼越トマホーク・良ちゃんめちゃ毒舌!っていうかもう暴言だよね!どうしたん??」
鬼越トマホーク・良ちゃんが、渡部建さんを名指しで強い言葉で批判した件は、最初だけ見ると「芸人同士のケンカ」に見えます。
ただ、人力舎の声明と宮地謙典さんの謝罪まで並べると、話の見え方は少し変わってきます。
ポイントは、渡部建さん本人が本当にYouTube出演を希望していたのかという部分です。
良ちゃん側は「渡部さん側から出演したいという話が来た」と受け取っていたようですが、人力舎はこれを否定。
さらに、出演の打診に関わった宮地謙典さんが「確認不足」や「依頼方法の不手際」を謝罪したことで、今回の騒動は単なる暴言騒動ではなく、間に入った人の伝え方で話がこじれた可能性が見えてきました。
では、どこで食い違いが生まれたのか。
ここからは、確認できる説明と、それぞれの受け止めのズレを分けて見ていきましょう。
渡部建は本当に出演依頼した?
今回の騒動で最初に整理したいのは、渡部建さんが鬼越トマホーク側に直接「YouTubeに出たい」と依頼したのかどうかです。
ここが、まず大きな分かれ目。
人力舎は、そこをはっきり否定しています。
人力舎の説明では、本件は渡部さんや事務所が関与しないところで、第三者により出演の打診が行われたものとされています。
つまり、少なくとも人力舎側の主張では、渡部さん本人が出演を希望した事実も、人力舎が了承した事実もないということです。
引用元:サンスポ
ここが分からないまま読むと、今回の話はかなりややこしくなります。
良ちゃんの投稿だけを見ると、「渡部さん側から出演したいという話が来たように受け取っていた」流れに見える。
でも人力舎の声明を見ると、「そもそも渡部さん本人が頼んだ話ではない」という説明になる。
同じ出来事を見ているはずなのに、出発点がまったく違うんですよね。
だからこそ、この騒動は分かりにくいのだと思います。
誰かが嘘をついたというより、少なくとも現時点で見えている構図は、誰の意思として出演依頼が伝わっていたのかがズレていたという話に近いです。
鬼越良ちゃんが怒ったポイント
引用元:東スポWEB
良ちゃんが強く怒った理由は、投稿内容を見る限り、単に出演が流れたからではなさそうです。
まず引っかかったのは、「頼まれたように見えたのに、あとから断られた」という流れだったのではないでしょうか?
報道では、良ちゃんは、渡部さんが元吉本興業の先輩を通じて「8月22日にトークライブがあるから告知もかねてYouTubeに出たい」と連絡してきた、という趣旨で経緯を説明していました。
良ちゃん側からすると、これはかなり引っかかる流れだったはずです。
まず、告知目的でYouTubeに出たいという話が来る。
それに対して、会社やYouTubeチームと相談する必要があると返す。
さらに、宣伝や告知目的なら案件扱いになる可能性も伝える。
そこまでやり取りしたあとで、「出演は難しい」と言われたように受け取った。
もし本当にそう見えていたなら、「頼んできた側が、後からこちらを値踏みして断った」と感じても不思議ではありません。
良ちゃんの怒りの中心は、出演がなくなったことそのものより、後輩側が振り回されたように感じたことだったのではないでしょうか。
特に仲良くもなく世話にもなってないゴミが8月22日にトークライブがあるから告知もかねてYouTubeに出たいとトークライブに絡んでる吉本の元先輩通じて連絡してきて、個人的には受けたいが会社とYouTubeチームと相談して折り返す、あと宣伝や告知目的だと案件扱いになり受けられない事もあると説明。…
— 鬼越トマホーク 良ちゃん (@sakai026) July 7, 2026
ただし、ここで大事なのは、良ちゃんの受け取り方と人力舎の説明が食い違っている点です。
良ちゃんは「渡部さん側から来た話」と受け止めて怒った。
人力舎は「渡部本人の希望ではない」と否定した。
怒りの熱量が強かったぶん、その前提が違っていた場合、騒動は一気に別の問題へ変わります。
しかも投稿には、渡部さんの人格を強く傷つける表現も含まれていました。
これでは、事務所側が黙っていられなかったのも自然です。
宮地謙典の謝罪で何が変わった?
【アンジャッシュ渡部トークライブの騒動の件について】
このたび、弊社が制作しておりますアンジャッシュ渡部建トークライブ「渡部59秒」の開催に伴う告知を兼ねた番組出演のご依頼に際し、
私の確認不足およびご依頼方法に重大な不手際がありました。… pic.twitter.com/QM99Cybjp5— 宮地ケンスケ (@nibugomiyaji) July 10, 2026
宮地謙典さんの謝罪によって、今回の騒動の見え方は大きく変わりました。
ここで話の中心が、少しずれたんです。
宮地さんは、元お笑いトリオ・ニブンノゴ!のメンバーで、現在はイベント制作などを行う立場です。
報道によると、宮地さんは自身のXで、アンジャッシュ渡部建さんのトークライブ告知を兼ねた動画チャンネル、つまりYouTube出演の依頼について、確認不足と依頼方法に重大な不手際があったと謝罪しています。
この謝罪が出たことで、話は「渡部さんが本当に鬼越側へ頼んだのか」から、「出演依頼がどのように伝わったのか」へ移りました。
ここが、今回の一番大きな転換点です。
宮地さんは、坂井良多さんをはじめ鬼越トマホークの関係者、渡部建さんに迷惑と心配をかけたとして謝罪しています。
さらに、本来であれば関係各所への十分な確認と適切な手順を踏むべきだったところ、それを怠ったことが原因だと説明しました。
つまり、宮地さんの謝罪を見る限り、今回の火種は、渡部さん本人の直接的な依頼というより、間に入った側の確認不足や依頼の進め方にあった可能性が高くなります。
もちろん、良ちゃんが怒った時点でどういう説明を受けていたのかは、外からすべて分かるわけではありません。
ただ、少なくとも「渡部さんが頼んで、渡部さんが断った」という単純な話ではなかった。
ここが見えてきたことで、騒動の中心は少しずつ変わっていったわけですね。
人力舎が看過できないとした理由
人力舎が強い声明を出した理由は、大きく二つあります。
- 一つ目、投稿内容に事実と異なる部分があると判断したこと。
- もう一つ、渡部さんの人格を傷つける表現が繰り返し使われていたこと。
人力舎は、鬼越トマホーク・良ちゃんの投稿について、事実誤認に加えて、渡部さんの人格を著しく傷つける表現が含まれているとして、「到底看過できるものではありません」と強く反論しました。
【弊社所属タレントに対するSNS上の投稿について】 pic.twitter.com/AYtvG8KZWR
— プロダクション人力舎 (@jinrikisha_PR) July 10, 2026
芸人同士のやり取りとして、多少強い言葉が出ることはあるかもしれません。
鬼越トマホークの場合、毒舌のイメージもあります。
ただ、今回はSNS上で実名を出し、具体的な経緯とともに強い言葉が拡散された話です。
そうなると、単なる芸風や内輪のノリでは済まなくなります。
特に人力舎側から見れば、渡部さん本人が関与していない依頼を、本人の意思で動いたかのように受け取られ、そのうえで人格を傷つける表現が広がったことになります。
これは、タレント本人のイメージにも直結します。
事務所としては、事実関係の訂正と誹謗中傷の拡大防止を同時に行う必要があったのでしょう。
ここで人力舎が動かなければ、「渡部さんが一方的に話を進めて断った」という印象だけが残る可能性もあります。
声明は、渡部さんを守るためだけでなく、騒動の前提を修正する意味もあったのだと思います。
芸人同士のケンカに見えた伝言ミス
今回の騒動がややこしいのは、登場人物が多いからだけではありません。
もっと大きいのは、それぞれが見ていた「事実」が違っていたように見えることです。
ここで並べてみると、ズレの形が見えてきます。
- 良ちゃんから見れば、渡部さん側から来たように見えて、後から断られた。
- 人力舎から見れば、渡部さん本人も事務所も了承していない話が、事実と違う形でSNSに投稿された。
- 宮地さんの謝罪を見ると、その間に確認不足と依頼方法の不手際があった。
こう並べると、芸人同士のケンカというより、伝言ゲームの途中で主語がすり替わってしまった騒動に見えてきます。
「渡部さんのトークライブ告知のための出演依頼」だったことは分かる。
でも、それが「渡部さん本人の希望」として伝わっていたのか。
関係各所の了承はどこまで取れていたのか。
断りの連絡は、誰の判断として伝わったのか。
このあたりが曖昧だったから、良ちゃんの怒りが爆発し、人力舎の声明につながったのでしょう。
そして今回の話が読者に伝わりにくいのも、まさにそこです。
誰か一人の悪意で説明するには、間に入っている人と手順が多すぎる。
かといって、単なる勘違いで片づけるには、実名での批判と事務所声明まで出てしまっている。
小さな確認不足が、芸人同士の感情、過去のイメージ、SNSの拡散力と結びつくと、ここまで大きな騒動になる。
今回の食い違いで見えたのは、そこだったのかもしれません。

