2026年4月20日、三陸沖で大きな地震が発生しました。
東日本大震災を彷彿とさせる揺れに、思わず体がこわばったはずです。
幸い大きな津波被害は免れたものの、断水や停電、物流の混乱が一気に押し寄せ、災害が決して他人事ではないと痛感したのと同時に、ニュースを見ながら
「水を備蓄しなきゃ」
「食料はどれくらい必要かな」
と考えた方も多かったはずです。
ただ、ここで一つだけ立ち止まって考えるべきことがあります。
断水時に食料以上に切実な問題となる「トイレ」のこと。
しかも今、私たちの足元では原油やナフサ不足によるプラスチック製品の値上げ・品薄という、目に見えにくい危機が身近に迫ってます
わたしは正直、ゾッとしました…
今日は、報道では語られにくい「トイレの備え」について、できるだけわかりやすく、じっくりお話ししていきます。
後回しの「トイレ問題」、災害が起きた後、最初の排せつはどうする? 安心して用を足せる環境をつくり、命を守るhttps://t.co/yrdi3bj0FT
— 47NEWS (@47news_official) May 8, 2025
目次
ナフサ不足と繰り返される地震リスク
まずは、今回の地震を改めて振り返ってみますね。
2026年4月20日16時52分頃、三陸沖を震源とするMj7.7(速報値7.5)、最大震度5強の地震が発生しました。
宮城・岩手・青森を中心に津波警報が発令され、多くの方が緊急避難を余儀なくされたのです。
幸いにも大きな被害は免れましたが、断水・停電・物流混乱が現実の脅威として再び突きつけられた格好。
しかも、こうした地震リスクは、南海トラフ巨大地震の発生確率が30年以内に70〜80%とされる現状とも連動しており、もはや「想定外の日常」と言うべき状況になりつつあります。
そして、この地震リスクと並走するように、もう一つの「見えない危機」が進行中。
それがナフサ不足という問題です。
中東情勢、特にイラン情勢の緊迫化やホルムズ海峡のリスクによって原油供給が不安定化し、石油化学原料であるナフサの調達が難航している状態。
ナフサと言われてもピンとこないかもしれませんが、簡単に言えば「プラスチックやポリエチレンの原料」のこと。
ゴミ袋もラップも食品トレーも、私たちの暮らしを支えるあらゆるプラスチック製品の出発点になっているわけですね。
実際、2026年春以降、全国で指定ごみ袋の品薄・値上げが急速に拡大しています。
千葉県市原市では45Lごみ袋に「1家族2点まで」の購入制限がかかり、宮城県大崎市では入荷未定のため透明・半透明袋の使用を臨時に認める異例の対応に。
市川市や沖縄でも同様の混乱が起き、フリマアプリでの転売まで問題化しているそうです。
業界ではポリ袋・食品トレー・ラップ類が3割超の値上げになると見込まれており、5月下旬以降さらに影響が拡大すると報じられています。
正直、ここまで暮らしに直結する話とは思いませんでしたよね。
ここで気づいてほしいのが、断水時に絶対に欠かせない「排便袋」や「処理袋」も、まさにこのナフサ由来の製品だということ。
非常用トイレの袋類を事前に備えていないと、地震の直後に物流が止まった瞬間、手に入れることが極端に難しくなる恐れがあります。
食料の備蓄は冷蔵庫を開ければ目に見えますが、トイレ関連資材の品薄はまさに「静かな危機」として進んでいるんですね。
だからこそ、家庭レベルで今すぐ「水を使わないトイレの備え」を最優先にすべき理由が、ここにあるのではないでしょうか?
報道されない「トイレ関連死」の空白
被災地の報道では、倒壊した家屋や給水車に並ぶ長い列が大きく取り上げられます。
一方で、便器から排泄物があふれる現実や、トイレを我慢し続けた末の健康被害は「絵になりにくい」という理由から、ほとんど報じられていないように感じませんか?
しかし過去の震災データは、はっきりと警告を発しているのです。
阪神・淡路大震災では、震災関連死のなかで循環器疾患(心筋梗塞・脳梗塞など)が目立ったとされています。
その背景として、トイレに行く回数を減らすために水分や食事を控えた結果、血行不良を招いたケースが指摘されているのですね。
熊本地震では、避難所でエコノミークラス症候群を発症した患者に女性が多かったというデータも残っています。
家族の介護や不衛生なトイレを敬遠した結果、女性たちが水分摂取を我慢してしまったことが主な原因と考えられているのです。
正直、これには胸が痛みます。
東日本大震災や令和6年能登半島地震でも事情は同じでした。
発生から2週間ほど経つと、不衛生なトイレに起因する脱水・低体温・膀胱炎・血栓症のリスクが急増。
専門家は「水分を控える行為がエコノミークラス症候群、つまり下肢静脈の血栓から肺塞栓へとつながる連鎖を引き起こす」と繰り返し警鐘を鳴らしてきました。
日本トイレ研究所や厚生労働省の資料でも、避難所でトイレを我慢すると「慢性的な脱水→血液がドロドロになる→血栓ができる」という危険な流れが起こりやすく、特に高齢者・女性・子どもに深刻な影響が出ると指摘されています。
つまり、トイレを我慢することは、命に直結する問題なんですね。
それなのに、こうした「トイレ関連死」の情報空白こそが、家庭備蓄の遅れを生む最大の原因となっているように思えてなりません。
公的な支援が届くまでの72時間から1週間を在宅でしのぐためには、断水状態でもすぐに使える非常用トイレセットが欠かせない存在。
報道されないからこそ、自分の家庭で「命と尊厳を守る備え」を意識的に整えていく必要があるのかもしれません。
初動で差が出る非常用トイレセット
日本トイレ研究所が2026年4月に行った全国自治体アンケート(回答397自治体)によると、仮設トイレの調達部署が決定済みの自治体は80.9%にのぼります。
ところが、必要な数量を「算定している」のはわずか36.0%にとどまり、「算定していない」が39.5%という運用体制。
正直、これにはちょっと驚きました。
4割以上の自治体で初動対応に穴がある以上、公的支援を待つ数日間は、自宅で「便座+袋+凝固剤」のセットが頼りになります。
ここからは、ご家庭の備蓄に取り入れやすい人気商品を、それぞれの特徴とともにご紹介していきますね。
トイレの女神 PREMIUM 100回分
最初におすすめしたいのが、HACONO(福岡商事)から発売されている「トイレの女神 PREMIUM 100回分」。
日本製のハイグレード抗菌凝固剤を採用し、アルミパッケージで劣化を防ぐことで15年もの長期保存を実現しています。
1袋で尿およそ300mlを20秒前後でジェル化し、もちろん排便にも対応。
内容は凝固剤100個、排便袋100枚、処理袋18〜20枚に防災ガイドブック付きと、家族3人以上の1週間分にぴったりの構成です。
防災士監修で抗菌・消臭成分をブレンドしているため、アンモニア臭や生ゴミ臭をしっかり抑えてくれるそう。
レビューでも「固まるスピードが早くて臭い漏れがない」「コンパクトで場所を取らない」「高齢の家族でも簡単に使える」といった声が多く寄せられています。
ナフサ不足が長期化する今、長期保存性の高さは大きな強みになりそうですね。
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ONESTEP 非常用トイレセット 60回分
続いてご紹介するのは、h2brothersの「ONESTEP 非常用トイレセット 60回分」。
日本防災安全協会の認証品で、凝固剤・汚物袋・防臭袋がすべて60枚ずつ揃った同数構成が最大の魅力です。
二重袋構造になっているので、廃棄するときの衛生面もばっちり。
保存期間は15年、凝固剤は1回分8gで尿200〜400mlをしっかりジェル化してくれます。
袋が大きめで結びやすいため、片付けが苦手な方でも扱いやすいと評判。
口コミでは「二重袋のおかげで臭いが充満しない」「処理が簡単で家族用にちょうどいい」「認証品で信頼できる」と高く評価されています。
車中泊や避難所への持ち出しを想定するなら、このバランスの良さは見逃せないところ。
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CICI BELLA 半永久保存トイレセット 100回分
「半永久保存」という強気な謳い文句で人気を集めているのが、CICI BELLAの100回分セット。
1袋10gの高耐久凝固剤に防臭袋がセットになっており、コスパ重視で大量備蓄したい方にぴったりの一品です。
防災士監修セットとの相性も良く、家族が多いご家庭や、複数の保管場所に分散して備えたい方にも向いています。
楽天の口コミでも「安いのにしっかり固まる」「コンパクトで保管しやすい」「半永久保存が決め手になった」といった声が並んでいるのですね。
固まり具合に若干のムラが出る場合もあるようですが、臭い漏れの少なさには定評あり。
「とにかく多めに備えておきたい」という方の強い味方になってくれそうです。
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RONE_SHOP 非常用トイレセット 50+10回分
防災士監修で楽天総合1位の常連にもなっているのが、RONE_SHOPの「50+10回分」セット。
半永久保存対応で、防臭袋付きの構成バランスが絶妙です。
凝固剤と袋の数のバランスが良く、断水時の即戦力。
お得感のある「+10回分」も見逃せません。
口コミでは「防災士監修だから安心」「臭い漏れが少なく処理も簡単」「コスパ最高でコンパクト」といった声が目立ちます。
袋の厚みは標準的との指摘もありますが、初めて非常用トイレを備える方や、リピート購入する方に幅広く支持されている印象。
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スツーレ 抗菌消臭凝固剤
最後にご紹介するのは、Stooleブランドの「抗菌消臭凝固剤」。
15年保存対応の粉末タイプで、10回分・50回分・120回分など必要な量を選んで買い足せる柔軟さが魅力です。
個包装になっているので持ち運びやすく、吸収力も高め。
排便袋と組み合わせて使うことで、臭いをぐっと封じ込めてくれます。
「凝固剤のおかげで臭いがほぼ気にならない」「個包装が便利で使いやすい」「15年保存で安心感がある」とシリーズ全体で高評価。
すでに袋類は揃っているけれど凝固剤だけ買い足したい方や、複数のセットを併用したい方には特に向いている選択肢です。
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車中泊や屋外で役立つ自立式トイレ
道路が寸断されたり、家屋に被害が出たりした場合は、自宅にとどまることができず、車中泊や屋外避難を余儀なくされることもあります。
自宅のトイレが使えない状況では、便座そのものを持ち運べるポータブルタイプが、家族のプライバシーと衛生を守る強い味方に。
特にお子さんや高齢のご家族がいるご家庭では、「我慢させない環境づくり」が健康被害を防ぐ第一歩になります。
ここでは、耐荷重やコンパクトさで高評価を集めるスツーレシリーズを2点ご紹介しますね。
スツーレ 折りたたみトイレ(100kg)
耐荷重100kgの折りたたみ式ポータブルトイレ。
排便袋と凝固剤がセットになっているので、届いたその日からすぐに使える即戦力アイテムです。
軽量で薄型に収納できるため、車のトランクや押し入れの隙間にもスッと収まる優れもの。
組み立ても5分程度で完了し、安定感があるので高齢のご家族でも扱いやすい設計になっています。
レビューでは楽天評価4.6以上、6,000件超の口コミで「組み立てが簡単で座りやすい」「コンパクトで日常的に持ち運べる」「高齢の親が使いやすい」と絶賛されているのですね。
体重が重めの方が使うと若干のたわみを感じることもあるようですが、防災グッズ大賞を受賞している信頼の一品。
キャンプや車中泊にも転用できるため、防災用品としてだけでなく日常のレジャーにも役立つ柔軟さがあります。
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スツーレ Step(150kg)
「1台4役」という頼もしい多機能ぶりが魅力なのが、スツーレ Step。
耐荷重は驚きの150kgで、簡易トイレ・椅子・踏み台・ゴミ箱の役割をすべて1台でこなしてくれます。
正直、ここまで多機能だと「これ1つで足りるのでは?」と思ってしまいますよね。
蓋付きで丸洗い可能、折り畳めば厚みはわずか6cmという驚きのスリムさ。
凝固剤や袋もセットになっているため、災害時にもすぐ使い始められます。
「踏み台として普段使いできるから無駄がない」「座り心地が良く安定している」「丸洗いできるから清潔に保てる」「体重が100kgを超える家族でも使える」と、口コミでも非常に高評価。
こちらも防災グッズ大賞を受賞しており、家族世帯や高齢のご家族と暮らすご家庭に特に向いている存在です。
日常使いから災害時まで切れ目なく活躍してくれる二刀流アイテムは、買って後悔しにくい一台ではないでしょうか?
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命と尊厳を守る100回分の備え
非常用トイレは、単なる便利グッズではありません。
家族の健康と、人間としての尊厳を守るための本質的な投資と言ってもいいくらいの存在です。
水を1リットルでも多く飲める環境を整えること。
夜中に子どもが「トイレ行きたい」と泣き出したとき、慌てず対応できる環境を用意しておくこと。
それは数字には表れにくいけれど、確実に家族の心の安全を支える備えになるはず。
15年保存という長寿命は、一度備えれば子どもが小学校を卒業する頃まで家を守り続けてくれる「お守り」として機能してくれます。
そしてナフサ不足で物価がどう動くかわからない今、買えるうちに備えておくことは、将来へのリスクヘッジにもなるのではないでしょうか?
原油の動向は私たち個人ではどうにもできませんが、自宅の備蓄棚は今日から少しずつ整えられます。
まずは「トイレの女神 PREMIUM」のような100回分の大容量セットを軸に据え、車中泊用にスツーレシリーズを足し算していくスタイルが、暮らしに合わせやすい王道の組み合わせ。
まとめ
地震もナフサ不足も、私たちには止めようがない大きな流れです。
だからこそ、自分の手で動かせる範囲のことを、今日のうちに整えておきたいところ。
食料や水と同じくらい、いえ、それ以上に切実なトイレの備え。
家族の健康と尊厳を守る最初の一歩として、この週末にでもじっくり選んでみるのもいいかもしれませんね。
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