Netflixの恋愛番組「ラヴ上等」に、途中から入ってきたかずくんという男性。

8月11日に配信された回で、この人が自分の過去を話しました。

「最終的にはこの人に火つけちゃった」

翌日には、その場面を切り取った投稿がネットで一気に広まりました。

 

顔立ちは甘いのに、首までびっしり入れ墨が入っている。

歌舞伎町でホストクラブの社長をしていて、番組では「顔・金・トークで人生無双」と紹介されています。

今回は、緋咲一馬という名前で活動しているかずくんの情報について、できるだけ丁寧にまとめていきたいと思います。

ラヴ上等かずくんプロフィール

番組で「かずくん」と呼ばれているこの人には、ふだん使っている別の名前があります。

緋咲一馬(ひざき・かずま)。

歌舞伎町でホストとして名乗っている名前で、インスタもこの名前で動いています。

番組の呼び名しか知らない人からすると、こちらの名前で検索して初めて出てくる情報のほうが多いくらいです。

ホスト時代の動画も、店の紹介も、ぜんぶこの名前で残っています。

かずくんの基本プロフィール

  • 活動名:緋咲一馬(ひざき・かずま)
  • 生年月日:1996年2月24日/30歳
  • 出身:富山県
  • 身長:173cm
  • 血液型:O型
  • 仕事:歌舞伎町のホストクラブROMEO社長、シーシャ店の経営
  • インスタ:@kazumasks

番組の紹介では29歳と表記されていますが、これは収録の時期によるものと見られますね。

 

本名の姓は公表されていません。

出しているのは「一馬」という下の名前だけです。

姓を書いているページもネットにはありますが、元になった情報が見つかりません。

 

肩書きは社長ですが、経営に回りきってはいないようです。

自分でお客さんについて売上も作る、現役のプレイヤーでもあります。

それとは別に、シーシャの店も持っているそうです。

水たばこを吸いながらゆっくり過ごす、あのお店です。

 

30歳で歌舞伎町のホストクラブの社長。

夜の世界では特別に若いわけではありませんが、20代のうちにそこまで行った人です。

そして番組へは、途中から加わりました。

この手の番組では、後から入ってきた人を「転校生」と呼びます。

すでに関係ができあがっている場所へ、ひとりで入っていく役回りです。

観ている側にとっても、そこで初めて顔を見る相手になります。

 

その初対面の場で流れたのが、番組側がつけた紹介文でした。

これがなかなかのものでして。

「顔・金・トークで人生無双」

「遊んだ女性の数は数えきれない」

出てくる前から、もう嫌われる準備が整っているような紹介です。

番組での呼び名は「かずくん」で、こちらはずいぶん柔らかい響きですね。

出てくる情報のほうは、その響きからかなり離れています。

そして実際に画面へ出たかずくんが話したのは、この紹介文からも想像しにくい過去でした。

「人に火をつけた」発言が炎上

Netflixの恋愛リアリティ番組『ラヴ上等』のシーズン2が、2026年8月4日から配信されています。

騒ぎになっているのは、8月11日に配信されたエピソード5から7の中の、ひとつの場面です。

この回のトークテーマは「自分の過去と謝りたい人」。

出演者のかずくんが、自分の過去を話しはじめます。

 

そこでついた字幕がこちら。

「最終的にはこの人に火つけちゃった」

本人は「3日後に捕まった」と振り返っています。

 

時期は「ガキの頃」とのこと。

ただ、罪名も、相手がどうなったかも、その後どんな処分になったかも、公的な記録では一切確認できません

はっきりしているのは、番組の中で本人がそう話した、ということだけです。

視聴者が驚いたのは、そのあとの共演者の反応でした。

過去に極道の世界にいた人まで引いていたそうです。

 

広まったのは翌日でした。

8月12日、この場面を切り取った投稿がネットで一気に広まります。

並んだ言葉は「ドン引き」「こんな人をテレビに出すな」「人に火をつけるのやべぇだろ」。

番組の作りへの文句ではなく、この一言そのものへの反応でした。

 

同じ番組から、もう一本の投稿が伸びています。

つーちゃん(塚原舜哉)が、自分で酒に火をつけて飲む動画です。

人に火をつけた人と、自分で火を飲む人。

 

塚原さんも、過去に逮捕されて執行猶予がついています。

執行猶予というのは、刑を言い渡されても、決められた期間なにも起こさなければ刑務所に入らずに済む扱いのこと。

いまはキャバクラを経営して、母親に家を贈っています。

そして、かずくんが謝りたい相手として名前を出したのは、父親でした。

家族構成について

謝りたいと言った、その父親と、いまは連絡が取れる関係にありません。

絶縁しています。

しかも、切ったのはかずくんの側からとのこと。

絶縁と聞くと、親から見放された話を思い浮かべる人が多いかもしれません。

今回は向きが逆で、縁を切ったのは息子のほうです。

 

17歳のときに、富山を離れています。

行き先は、母親が暮らす神奈川県。

富山と神奈川は、気が向いたら会いに行ける距離ではありません。

両親はすでに別々のところにいて、10代のかずくんは母親のいるほうへ移りました。

17歳といえば、まだ高校生の年齢です。

同じ年ごろの子が学校へ通っているあいだに、住む県も、一緒に暮らす親も変わりました。

 

兄弟がいるのかどうかは公表されておらず、いるとも、いないとも出ていないので、そこはわからないままです。

家族について確かめられるのは、この3つだけ。

  • 父親と絶縁したこと
  • その父親に、いま謝りたいと思っていること
  • 17歳で富山を出て、母親のところへ行ったこと

何があって縁を切ることになったのかは、番組でも話されていません。

 

それでも、この短い話に反応した視聴者はかなりいました。

お父さんの話は心にくる。

父親のエピソードは感動的でした。

火の話でドン引きしていた人たちと同じ回を観て、そう書いている人たちがいます。

同じ日に配信された、同じ人の話です。

引いた人と、涙が出た人が、同時に出てきました。

自分から縁を切った相手に、いちばん謝りたいと言う。

「迷惑かけちゃったお父さんに謝りたい」というのが、本人の言葉でした。

迷惑の中身は話していません。

絶縁したままの相手の名前を、カメラの前で出したところまでが、いま出ている家族の話です。

首までタトゥーを入れるワケ

番組の画面でも、いちばんはじめに目に入ってくるのは首です。

顎の下から、服を着ても隠せない位置まで、上へ向かって入っています。

胸、腕、腹、背中。

体はもう、ほとんど埋まっています。

 

始まりは17歳ごろ。

若いときの勢いで一気に入れたものではなく、およそ10年かけてここまで増えました

理由を本人が語っているのは、2022年、ホスト業界を取材しているYouTubeの密着インタビューです。

「入りすぎてるからこう目立てるとかで認知度が上がる」

「首までこんなに入ってる人なんてあんまいないんでそこら辺は入れ墨のおかげ」

歌舞伎町に入れ墨のある人はいくらでもいますが、首まで入っている人はあまりいません。

 

名前より先に覚えてもらうための、いちばん早い目印。

ただ、本人はこうも言っています。

「怖がられる方が大きい」

覚えてもらえる得よりも、怖がられる損のほうが大きい。

目立つために入れたはずなのに、その言い方を本人のほうからしているわけです。

 

最初のうちは、一つひとつに意味を持たせて入れていたそうです。

後から増えた部分には、これといった理由のないものもあるとのこと。

いま新しく足しているのは洋彫りだけ。

洋彫りというのは西洋風のデザインの彫り方で、和彫りとは絵柄も色の入れ方も別ものです。

そして、顔立ちは甘い。

入れ墨で埋まった体と、甘い顔立ちの落差が、この人の見た目でいちばん目立つところになっています。

 

ただ、その顔についても、ネットではひとつ言われていることがあります。

整形しているのではないか、という話です。

昔の写真と今を並べた投稿が回っていて、目や鼻のあたりが変わっているのではないか、と書かれています。

本人がそれについて語ったものは見つからないので、あくまでネットで言われているだけの話です。

この投稿にも、驚いている人と、うらやましがっている人が混ざっていました。

 

入れ墨も、もし整形もそうだとしたら、どちらも自分の体に手を入れているという話になります。

顔を変えるのと、首まで墨を入れるのと。

やっていることの中身はまるで違うのですが、体に手を入れて、なりたい自分の見た目に近づけるという点では、同じ感覚なのかもしれませんね。

緋咲一馬時代について

歌舞伎町へ来る前、かずくんがいたのは渋谷です。

17歳で上京して、ちょうどギャル男の文化が終わりかけているころに入りました。

日焼けした肌に明るく染めた髪、細身の派手な服。

2000年代の渋谷にいた、あの人たちのことです。

自分では「渋谷最後のギャル男世代」と言っています。

 

ホストになったきっかけは食事中の声かけで、19歳ごろ、ガストで食べているところをスカウトされたそうです。

しかも本人は、そのときあまり乗り気ではありませんでした。

ところが、始めてからの数字がすごい。

月間で1000万円を超え、2ヶ月で約1300万円を売っています。

「緋咲」という源氏名も、この時期に手に入れたものです。

源氏名というのは、ホストやキャバクラで使う店用の名前ですね。

スカウトしてくれた人が使っていた名前で、月1000万円を達成したときに譲り受けたと話しています。

自分を引き入れた人の名前を、数字を出して受け継ぐ。

歌舞伎町らしい、名前の渡し方です。

 

そのあと、一度この世界から離れています。

理由は怪我と、違う自分になりたいという気持ちでした。

離れているあいだはスカウトの仕事を1年ほどやって、そのあとバックパッカーになりました。

大きなリュックひとつで国から国へ移りながら旅を続ける、あのスタイルです。

ただ、この計画は新型コロナで途中で止まりました。

戻ってきたのは2020年前後です。

CRAZY GROUPの『Drop』というお店から再スタートしました。

そこからの動きが早い。

UNITED Dear’sで支配人になり、そのあと総支配人へ。

支配人は、店のスタッフをまとめて売上まで見る責任者のことです。

その後はThe BESTでプロデューサーになり、いまのROMEOで社長になりました。

 

人の集め方も、少し変わっています。

求人を出して呼ぶのではなく、SNSの動画を見た人が集まってくるそうです。

3日に1回のペースでバーベキュー。

派手な飲み会。

口ぐせは「楽しくないと生きてる意味ない」と「なんとかなるっしょ」。

そういう映像が並んでいれば、たしかに人は来ます。

 

もっとも、熱が入ったときの話も残っています。

テーブルをひっくり返す。

パスポートをその場で破って、更新しに行く。

これは真似できません。

元嫁はキャバ嬢の夏目こころ

結婚していた時期もあります。

番組やネットで「元嫁」と呼ばれているのは、この相手のことです。

入籍したのは2024年6月29日です。

相手は夏目こころさん。

夜の世界で人気のあったキャバ嬢で、こちらも名前の知られた人でした。

歌舞伎町のホストクラブの社長と、元人気キャバ嬢。

お互いに、その世界では顔と名前が通っている二人です。

 

公表の仕方も、その世界らしいものでして。

夏目さん本人が、公式インスタのストーリーに婚姻届の画像を出しました。

会見でもコメントでもなく、婚姻届の写真です。

ふだん自分を見てくれている人へ、まっすぐ届く出し方ではあります。

 

ただ、この結婚は続きませんでした。

離婚が発表されたのは2025年1月

入籍から半年ほどです。

夏に届を出して、次の年の冬にはもう終わっていました。

 

理由として出ていたのは、性格や価値観の不一致でした。

どちらかを責めるような内容ではなく、話し合ったうえで決めたことだと説明されています。

夏目さん本人が、結婚と離婚それぞれの理由を語っている動画も出回っています。

夜の世界の離婚というと、もっと荒れた話を想像する人もいるかもしれません。

そういう発表ではありませんでした。

性格や価値観が合わなくて別れる。

これは夜の世界に限った話ではなく、同じ言葉で別れていく夫婦はどこにでもいます。

そして、離婚についてこれ以上の説明は、どちらからも出ていません。

どちらが悪かったのかを探しにいく材料は、そもそも表にないんですね。

 

逆に、名前も相手も全部出てしまった夫婦の話もあります。

左手の薬指に指輪をつけたまま夜の街にいた、というプロ野球選手の記事がこちらです。

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そして離婚から番組に出るまでが、およそ1年半です。

1年半後、恋愛番組の転校生として画面へ。

番組側の紹介文には「遊んだ女性の数は数えきれない」と書かれていました。

その紹介文と、話し合って別れた1年半前の結婚。

恋愛番組に出る人の経歴としては、あまり見ないものです。

炎上しても問題ない理由とは

ここまで読んで、こんな人がテレビに出ていていいのかと感じた人もいると思います。

ネットで実際に多かったのも、その声でした。

 

ただ、この番組はテレビではありません。

Netflixです。

ここが、今回の話でいちばん大きいところ。

Netflixは、月額の料金を払った人だけが入れる場所です。

しかも入ったあとも、自分で作品を選んで再生ボタンを押さないと、何も始まりません。

テレビは、チャンネルを回していたら偶然そこにあります。

Netflixは、棚から自分で手に取るもの。

つまり、観ていない人の目に偶然入ることがありません。

 

「ラヴ上等」はMEGUMIさんの企画で、過去の罪と向き合いながら恋愛をする、というコンセプトの番組です。

出演者には、元暴走族の総長、少年院を出た人、極道の世界にいた人が並んでいます。

重い過去が出てくることは、最初から番組の看板に書いてあるわけです。

シーズン1は2025年12月に配信されてヒットしました。

それを知って、月額を払って、自分で再生した人にだけ届いています。

だから火の話が出てきても、番組そのものが問題になるわけではありません。

見たくない人の前には、そもそも出てこないからです。

 

ただ、一つだけ気になることがあります。

法務省の保護局とのタイアップポスターです。

発表されたのは2026年8月5日。

コピーは「更生上等!」と「立ち直りって、ラヴだ」。

更生保護のメッセージとして「人は変われる。一緒なら。」という言葉も入っています。

更生保護というのは、罪を犯した人が社会へ戻るのを支える仕組みのことです。

このポスターが貼られるのは、全国の更生保護官署など。

保護観察所も含まれます。

保護観察所は、刑務所を出た人や執行猶予中の人が定期的に通って、生活の相談をする役所です。

ここは、月額を払って自分で選んだ人だけの場所ではありません。

通うことが決まっている人が壁を見上げれば目に入る場所なので、これがまた新しい炎上の火種になりそうです。

それが広報として受け入れられるのか否か。

そこもちょっと気になるところですね。

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