フジモンの娘2人との手繋ぎ|断られたのに幸せだった帰り道の話

ご飯を食べた帰り道、隣を歩く娘に「手、つなごか」と声をかけてみる。
子どもが大きくなるにつれて、その一言を口にするのにも、少しずつ勇気が要るようになりますよね。
FUJIWARAのフジモンこと藤本敏史がInstagramに書いたのは、まさにその帰り道の話でした。
次女にはあっさり断られて、半分ノリで長女に言ってみたら、まさかの「いいよ」が返ってきたそうです。
読んで泣いてしまったという声が、ネットに次々と上がっています。
フジモンが娘さんたちとの日々をSNSに載せるのは、今回が初めてではありません。
この春には、娘さんがディズニーの予定を組んで送ってきたLINEなどを公開して、それも大きく広まりました。
フジモンと娘さん2人とのLINE面白いし可愛いwwwwwwww pic.twitter.com/MDY5Rl3cL1
— からすみちゃん (@kutabarejji) 2026年3月10日
しかも本人は、こういう日がいつか来ることを、去年のうちから投稿に書いていたんです。
今回は、この帰り道の話を、フジモンが続けてきた「手繋ぎチャレンジ」や離婚したあとの親子の関係も含めてまとめていきたいと思います。
フジモンが次女にあっさり断られた帰り道
投稿されたのは、2026年10月9日のことです。
フジモンはInstagramに、娘さんたちと手をつないだ手元の写真と、親子で寄り添う写真を載せて、こんなふうに書いていました。
娘2人とご飯食べた帰り道次女に手繋ごって言うたらあっさり拒まれたんで半分ノリで長女に言うたらまさかの『いいよ』が!その勢いのまま次女に空いてる方の手を出してみたら繋いでくれた!
出典:All About ニュース(2026年10月9日配信)
続けて「娘2人と一緒に手繋いだんほんま何年振りやろ?短い時間やったけど幸せやったぜぃ」とも書いています。
次女に断られて、長女に拾ってもらって、最後には両手がふさがる展開。
帰り道のほんの数分で、しょんぼりから満面の笑みまで一気に駆け上がっていて、読んでいるこちらまで顔がゆるみます。
寄り添うほうの写真では、フジモンが娘さんたちを抱き寄せていて、その笑顔を見ただけで幸せだったことが伝わってくるんですよね。
ネットには「子どもが中学生になってきた頃の親がみたら全員泣く」「大人になった娘と手を繋ぐって、簡単なようで本当に難しくなるんだよね」という声が並びました。
「離婚してもちゃんとお父さんしてたんだなって伝わる」「これ当たり前じゃねえからな!」と、父親としてのフジモンに目を向ける人もいます。
自分の子どもと最後に手をつないだのがいつだったか、思わず指を折って数えてしまう投稿でもありました。
まだ小さな子どもと手をつないで電車に乗りながら、同じことを考えていた人もいます。
こうやって手を繋いでくれるのはあと何年だろうと思いながら今を噛みしめる。
大きくなったらもちろん隣に私は居なくて、彼女と手を繋いでいるんだろうかとかそんなことを考えた🥲🥹 pic.twitter.com/n0vqfo7t0S— りこ🌸4y2y (@rrri0308) 2024年3月24日
手をつないでくれるのはあと何年なのか、子どもを育てていれば一度は頭をよぎる問いですよね。
実はフジモン自身も、その問いを去年のうちから投稿に書いていました。
去年の誕生日に書いた「いつまで」
2025年12月18日、55歳の誕生日を迎えたフジモンは、娘さんたちが作ってくれた手料理と一緒に、娘と手をつないだ写真を載せています。
「誕生日の1番の楽しみは娘2人の手料理!」と書き、娘さんたちが作ったスパゲティやウィンナー春巻きを並べて、「世界で1番ウマイ幸せ料理だわ!」とつづっていました。
同じ投稿に添えられていたのが、「まだ手繋いでくれた いつまで繋いでくれんねやろ」という一言です。
今年の3月11日には、次女と手をつないだ写真を投稿しています。
その前の日には、次女とふたりで東京ディズニーシーへ。
『101匹わんちゃん』の被り物をしたフジモンと、『アナと雪の女王』のアナ風のドレスを着た次女が並んだ写真も公開されていました。
このときの言葉は「まだ娘の方から手繋いできてくれる」。
続けて「こっちから繋ごうとする時嫌がられるんちゃうかと思てちょい緊張してまうんよねw」と打ち明け、「嫌がられるその時まで手繋ぎチャレンジ続けていくぜぃ」と宣言していました。
55歳の芸人が、娘の手を取るたびにちょっと緊張していると打ち明ける。
この手つなぎが本人にとってどれだけ大事な時間なのか、それだけで伝わってきます。
では、これまでの投稿を並べてみましょう。
- 2025年12月 「まだ手繋いでくれた」
- 2026年3月 「まだ娘の方から手繋いできてくれる」
- 2026年10月 次女に「あっさり拒まれた」
「まだ」が2回続いたあとで、本人が書いていた「嫌がられるその時」が、ほんとうに一度やってきたんです。
ところが、話はそこで終わりませんでした。
断られたはずの帰り道が、娘2人と同時に手をつなぐという、何年ぶりかの景色で締めくくられています。
終わりを覚悟していた人のところに、思っていたのとは違う形で続きがやってきた。
ここまで知ったうえで読み返すと、「短い時間やったけど幸せやったぜぃ」の一言が、いっそう沁みてきます。
子どもの手が離れていくのは、たいてい気づかないうちのこと。
娘の誕生日に、こんなふうに振り返っていた親もいました。
娘HAPPYBIRTHDAY✨
小さく産まれた娘はずっと小さくてずっと繋いでた手。いつからか離れて友達と過ごす時間が増えて目線も私より高くなって。あっという間の18年。
何年後かには隣に一生ことを大切にしてくれる人がいるんかな。その時まで一緒にいれる時間を大切に。
ことの幸せを心から願っています。 pic.twitter.com/cX91d59teT— 🌈Sachi🌈 (@toshiyaaa0512) 2025年2月9日
「いつからか離れて」と書くしかないのが、多くの親の実感なのだと思います。
フジモンの場合は、その手が離れていく途中を、自分の投稿にひとつずつ書き残していました。
先に「いいよ」と言ったのは長女
今回の投稿でもうひとつ二度見してしまうのが、姉妹の順番。
3月の時点で、自分から手をつないできてくれていたのは次女でした。
その次女に今回はあっさり断られ、長女が「いいよ」と応えています。
フジモン本人も「まさかの」と書いているくらいなので、予想は逆だったのでしょう。
とはいえ、長女との仲が遠かったわけでもありません。
2025年のバレンタインには長女から手作りの贈り物をもらったことを報告していて、長女とふたりでディズニーに出かけた写真も載せていました。
年の順に手が離れていくものだと、なんとなく思ってしまいますが、実際はそう単純でもないようです。
フジモンが空いている方の手を出してみると、さっき断った次女が、今度は手をつないでくれた。
そして、断った手と、つないでくれた手は、同じ次女の手なんです。
断った手をもう一度出してくれたところに、娘さんなりのやさしさがにじんでいる気がします。
姉妹そろって父親と手をつなぐ場面については、別の家のお父さんもこんな投稿をしていました。
皆さんおはてー👋😆✨
本日8月4日 浴衣の日👘パパの手を取り合って可愛かった
娘達の浴衣姿。あれから10年経ち中学生。
パパと手を繋ごうぜって言ったら
姉妹が互いにもう1人をすすめ合う~😭なら浴衣姿のママに手を繋ぐ?
って聞いたらチッ。舌打ち⁉️今日も笑顔でね🤗#おは戦50804ak🍺 pic.twitter.com/2W3XogTqzN
— さゆてーパパ@渓濱商事株式会社 (@sayuteypapa) 2023年8月3日
中学生になった姉妹が、お互いに「お先にどうぞ」と譲り合っている光景で、思わず笑ってしまいます。
父親と手をつなぐのが照れくさい年ごろは、どこの家にもあるんですよね。
フジモンの帰り道では、その照れくささのすき間に、長女の「いいよ」がすっと入ってきました。
離婚後に選んだ「階違い」の暮らし
ところで、ネットには「なんで離婚したんやっけ」と首をかしげる声も。
フジモンは2010年8月に、元タレントの木下優樹菜さんと結婚しています。
2012年8月に長女、2015年11月に次女が生まれ、2019年の大みそかに2人は離婚しました。
娘さんたちの親権は、木下さんが持っていると報じられています。
当時は木下さんがいわゆる「タピオカ騒動」で芸能活動を自粛していた時期で、偽装離婚ではないかという声まで出ていたそうです。
2020年6月7日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演したフジモンは、偽装離婚という見方を否定しながら、住まいについてこう話しています。
藤本は「同じ部屋に住んでるわけじゃない。同じマンションの“階違い”に住んでる」と説明。タワマンでの“一つ屋根の下”生活を選択した理由を「(2人の)娘に、父親の役目を全うするのには、近くに住んでるのが僕は一番だと考えた」と言い、「たまーに」娘たちや木下と一緒にご飯を食べることも「あります」と明かした。
出典:デイリースポーツ(2020年6月7日配信)
娘さんたちが暮らすマンションの、別の階に部屋を借りて住む形です。
復縁については「全くないです。復縁もないです、言い切れます。子供のためですね」と言い切っていました。
夫婦としては終わっても、父親の役目は降りない、という決め方だったんですね。
ちなみに2026年4月からは、改正された民法が施行されて、離婚したあとも父母の両方が親権を持つ形を選べるようになりました。
フジモンは親権を持たないまま、近くに住むという形を自分で選んでいたんです。
いまも同じ住まいなのかは分かりませんが、その後もフジモンの投稿には、娘さんたちとの時間がたびたび登場します。
春にはディズニーシー、夏には「娘2人とお台場へ遊びに!娘と過ごす時間が1番の幸せですねん」と、3人で出かけた写真を載せていました。
ここまで見ていると、離婚しても父親に会えるのは当たり前のことのように感じてしまいますよね。
ところが、国の調査の数字を見ると、景色は少し違ってきます。
親子交流というのは、離れて暮らす親と子どもが会ったり、連絡を取り合ったりすることです。
厚生労働省の「令和3年度全国ひとり親世帯等調査」によると、母子世帯のうち、離れて暮らす親との親子交流を「現在も行っている」のは30.2%でした。
母子世帯でいえば、およそ3世帯に1世帯ほど。
前回の平成28年度の調査では29.8%で、数字はほとんど動いていません。
ちなみに、父親が子どもを育てている父子世帯では48.0%なので、母親と暮らす子どもが父親と会い続けるのは、数字のうえでも簡単なことではないようです。
つまり、その3世帯に1世帯の側に、フジモンと娘さんたちはいるということ。
春のLINEが広まったときにも、こんな声が上がっていました。
離婚したのに頻繁に遊び行ってるし、長女は美容院行った事を写真付きでフジモンにLINEしてるの見ると本当に良いパパなんだなぁって思った
— ぷりん (@qbnjUmXIQD66446) 2026年3月11日
他人から「離婚したのに頻繁に遊びに行っている」と見えるところまで、フジモンは娘さんたちと会う時間をこつこつ積み上げてきたんですよね。
今回の手元の写真には、フジモンと娘さん2人の手が写っています。
ネットでは「どの手で撮ったんや」というツッコミも出ていて、この投稿を伝えたAll About ニュースの記事で紹介されたコメントには「手を繋いでる所を娘さんのどちらかが撮ってくれたんですよね?」という声もありました。
誰が撮ったのかを、フジモン本人は書いていません。
もし娘さんが撮ったのだとしたら、あの1枚は、父親の手繋ぎチャレンジに娘さんたちも乗ってくれた証拠のようにも見えてきます。
断られる日を覚悟しながら、それでも手を出してみる。
わが子に手を差し出すとき、ちょっと緊張してしまうのは、フジモンだけではないのかもしれませんね。
