皆さん、映画ちいかわの入場者特典は、もう手に入れましたか?

2026年8月22日から、第3弾のプルバックカー「ごきげんセイレーン♪」の配布が始まりました。

ところが4日目の8月25日までに、配布を終えた劇場が全国43館になりました。

北海道から福岡まで、今日も朝から夕方まで終わりの知らせが並んでいます。

それでも、今日の夕方まで配っていた劇場もありました。

終わり方は、劇場によってまるで違います。

 

今回は、いまどこの劇場が終わっているのかを先に一覧にして、そのあとでまだもらえる劇場の探し方、もらえなかったときに返金してもらえるのかまで、順番にまとめていきます。

ネタバレは書きませんので、まだ観ていない方も安心して読み進めてくださいね。

現時点での配布終了劇場(8月25日17時の状況)

公式が一覧を出しているわけではありません。

劇場のXでの告知と、来場した人の報告から拾えたぶんです。

ここに載っていない劇場でも、終わっている場合があります。

 

北海道・東北の劇場

  • ローソン・ユナイテッドシネマ札幌(北海道) 8月23日
  • TOHOシネマズすすきの(北海道) 8月24日 夕方
  • 札幌シネマフロンティア(北海道) 8月24日 夕方
  • イオンシネマ江別(北海道) 8月24日 18時45分の回
  • ディノスシネマズ苫小牧(北海道) 8月25日 夕方
  • TOHOシネマズ仙台(宮城) 8月24日
  • イオンシネマ天童(山形) 8月25日 11時35分の回

東京の劇場

  • グランドシネマサンシャイン池袋 8月23日 午後2時前
  • キネカ大森 8月23日 午後
  • TOHOシネマズ池袋 8月23日 16時45分の回
  • イオンシネマ シアタス調布 8月23日 16時45分の回
  • 新宿ピカデリー 8月23日 昼すぎ
  • TOHOシネマズ新宿 8月23日 夕方
  • TOHOシネマズ西新井 8月24日
  • 池袋HUMAXシネマズ 8月25日 16時10分の回
  • T・ジョイPRINCE品川 8月25日 夕方

関東(東京以外)の劇場

  • イオンシネマ下妻(茨城) 8月23日
  • イオンシネマ津田沼South(千葉) 8月23日 21時55分の回
  • 成田HUMAXシネマズ(千葉) 8月25日 午後
  • イオンシネマ熊谷(埼玉) 8月24日 18時30分の回
  • シネマサンシャイン三郷(埼玉) 8月25日 午後
  • イオンシネマ新百合ヶ丘(神奈川) 8月24日 16時40分の回
  • イオンシネマみなとみらい(神奈川) 8月24日
  • シネマワールド小田原(神奈川) 8月24日
  • イオンシネマ座間(神奈川) 8月25日 11時10分の回

中部・北陸の劇場

  • ジョイランドシネマみしま(静岡) 8月22日 夜9時すぎ
  • シネマサンシャインららぽーと沼津(静岡) 8月23日 夜
  • イオンシネマ各務原(岐阜) 8月23日 16時50分の回
  • 109シネマズ名古屋(愛知) 8月24日 17時25分の回
  • イオンシネマ名古屋茶屋(愛知) 8月25日 朝までに終了
  • イオンシネマ東員(三重) 8月25日 午後
  • イオンシネマ桑名(三重) 8月25日 夕方
  • イオンシネマ県央(新潟) 8月25日 9時30分の回
  • シネマサンシャインかほく(石川) 8月25日 夕方

近畿の劇場

  • イオンシネマ シアタス心斎橋(大阪) 8月23日 午前10時
  • T・ジョイ梅田(大阪) 8月23日 14時35分の回
  • イオンシネマ三田ウッディタウン(兵庫) 8月25日 11時25分の回
  • ジストシネマ南紀(和歌山) 8月25日 夕方

中国・四国の劇場

  • 109シネマズ広島(広島) 8月23日 夕方
  • 倉吉シネマエポック(鳥取) 8月24日 夜
  • イオンシネマ高松東(香川) 8月24日 昼過ぎ

九州の劇場

  • イオンシネマ戸畑(福岡) 8月24日 19時5分の回
  • イオンシネマ福岡(福岡) 8月25日 朝までに終了

 

いちばん早かったのは、初日の静岡でした。

ジョイランドシネマみしまが、8月22日の夜9時すぎに終了を出しています。

朝から夜までの1日で、用意していた分がなくなったことになります。

 

そして今日、いちばん早く終わったのは新潟でした。

朝9時30分の回です。

朝いちで行っても間に合わない劇場が出てきました。

 

並べてみると、終わる順番には偏りがあります。

23日に終わったのは、池袋、梅田、新宿といった人がいちばん集まる劇場のほうでした。

24日、25日と日がたつにつれて、地方の劇場が並んでいきます。

数を多く持っているはずの劇場から先に尽きて、少ない劇場のほうが後まで残る。

逆に見えますが、来る人の数がそれ以上に違うということなんですね。

まだもらえる劇場の探し方

43館が終わったといっても、全国のすべての劇場で尽きたわけではありません。

実際、今日の夕方まで配っていた劇場が各地にありました。

T・ジョイPRINCE品川が終了を出したのは、25日の夕方です。

朝から夕方まで、丸一日配れたことになります。

 

探し方でいちばん確実なのは、劇場の予約サイトを開くことでした。

特典の在庫を○△×で出している劇場があります。

△は残りわずか、×はもう終わり。

座席の選択画面に「配布終了」と出るところもあるので、予約の前に一度のぞいてみてください。

 

もうひとつ、同じ街の中でも劇場によって違います。

新宿ピカデリーが終わっていた時間に、同じ新宿のバルト9にはまだ残っていたという報告です。

ひとつの劇場が終わっていても、隣の劇場までは終わっていません。

遠くまで足をのばす前に、まず駅の反対側を見てみてください。

 

実際、その日のうちに劇場を乗り換えて手に入れた人がいます。

地元の映画館では終わっていたけれど、池袋に出たところで配布中の告知を目にして、その日2度目の鑑賞に入ったという話です。

ただ、そのHUMAX池袋も、この日の16時10分の回で配布を終えました。

見つけてから動くまでの時間は、もう半日もありません。

 

減り方を数えていた人もいました。

朝いちで5ケース積まれていたものが、午後2時すぎには残り1ケース。

半日で8割が出ていったことになります。

 

それでも、足をのばした先で受け取れた人はいます。

13個目でようやく3種そろった、という報告です。

同じ人が開けた13個のうち、9個がハチワレだったとも書いてあります。

種類の入り方は、劇場ごとにかなり偏るようです。

 

残りの数を電話で聞くのは、やめておきましょう。

公式が「配布数、残数等の詳細に関する劇場へのお問い合わせは、ご遠慮ください」と書いています。

そのかわり、今回は劇場のほうから知らせてくれるようになりました。

何時の回までは確実です、何時からは在庫しだいです、とその日のうちにXへ出す劇場が増えています。

行く予定の劇場のXを見てから、家を出る。

いまはこれが、いちばん確実です。

 

それから、前の日に「終了」と出ていても、翌日の分を出す劇場があります。

「今日の分はまだある」。

その日に出す分を決めている劇場があるということです。

ただ、今日は朝の回で終わった劇場が出ました。

翌日にまわされる分も、そろそろ薄くなってきています。

 

小さいお子さんと行く方は、もうひとつだけ。

映画館によっては、2歳以下の無料入場のお子さんにも特典を渡すと案内しているところがあります。

プルバックカーは小さな部品のあるおもちゃなので、対象年齢の表示は必ず確認してください。

もらえること自体はうれしいのですが、そのまま渡すかどうかは別の話です。

特典が無かったら返金してもらえるのか

配布を終える劇場が増えたことで、昨日から別の話がXに回り始めました。

特典をもらえなかったので、劇場が返金に応じてくれた、という報告です。

 

2回目、3回目と足を運んできた人ほど、今回だけ手ぶらで帰ることになります。

チケットを先に押さえてから終了の知らせを見た人は、なおさらです。

取れなかった悔しさのほうは、本物だと思います。

 

ただ、公式の特典ページには、こう書かれています。

「予めご了承の上、ご鑑賞チケットのご購入、並びにご入場をいただきますようお願いいたします。」

その「ご了承」の中身が、すぐ下に並んだ注意書きです。

「劇場によって数に限りがございます。無くなり次第終了となります。」

無くなることを了承したうえでチケットを買ってください、と書いてあることになります。

特典が無かったことそのものは、返金の理由にはなりません。

ただし、話が変わる場合があります。

劇場のサイトに特典ありと出ていたのに、行ってみたら終わっていた、というときです。

これは特典の話ではなく、案内のほうが間違っていた話です。

Xでも、そう説明している人がいました。

「HPやTwitter公式垢では特典在庫◎になってるのに実際は配布終了してるなどは劇場側のミス」

線は「特典が無かったか」ではなく「案内が合っていたか」のほうに引かれています。

 

そして、ここがいちばん厄介なところです。

返金や払い戻しについては、公式の特典ページに一行も書かれていません。

12項目ある注意書きを最後まで読んでも、出てくるのは配り方の説明だけでした。

決まりがないので、その場の判断が劇場ごとに変わります。

同じチェーンの別の劇場でも、返ってくる答えは同じとはかぎりません。

 

では、なぜ今回に限ってこの話がこれだけ広がったのでしょうか。

特典を追いかけている人のあいだでは、もっと前から当たり前だったことでした。

週を重ねるごとに数は減って、上映回も減っていく。

それを知っている人にとっては、今回の終わり方も想定内です。

今回いちばん驚いているのは、入場者特典というものを初めて追いかけた人たちのほうでした。

劇場では、こんな場面も起きていました。

上映が機材トラブルで中止になって返金の列に並んだら、前の人が「特典終わったんです」と伝えられていた、という話です。

その足で近くの劇場へ回って、そちらで受け取れたそうです。

 

サイトの表示と実際が違っていたときは、それは相談してよい話です。

そうでないときは、そもそも決まりがありません。

いま答えを持っているのは、その劇場の窓口だけです。

第3弾だけ終わりの日が決まっていない

公式サイトの特典の案内には、3つの弾が並んでいます。

第1弾は「7月24日〜※8月7日まで配布」。

第2弾は「8月8日〜※8月21日まで配布」。

そして第3弾は、「8月22日(土)より配布開始」だけ。

 

第3弾にだけ、終わりの日が書かれていません。

配布4日目の今日、25日の時点でも同じままでした。

 

並べてみると、理由は見えてきます。

第1弾の終わりは8月7日で、第2弾が始まったのが翌8日。

第2弾の終わりは8月21日で、第3弾が始まったのが翌22日です。

どちらも次の弾が決まったから、その前日を終わりの日として書き足せたということになります。

第3弾にそれが書かれていないのは、次がまだ発表されていないからでしょう。

 

つまり今回、配布を止めるのは日付ではありません。

公式が書いているのは、この一行だけです。

「劇場によって数に限りがございます。無くなり次第終了となります。」

第1弾と第2弾のときは、在庫が残っていても期限のほうが先に来て、その日で打ち切りでした。

今回は、在庫のほうが先に来ています。

 

ちなみに私は、今回はかなり長く残ると読んでいました。

お盆を過ぎて客足が落ちる時期に、前の2弾と同じだけ用意しているのなら余るはずだ、と。

ところが、ふたを開けたら逆でした。

第3弾はセイレーンのプルバックカー

今回もらえるのは「ごきげんセイレーン♪」という名前のプルバックカーで、後ろに引いて手を離すとセイレーンが走り出します。

その背中に、ちいかわ、ハチワレ、うさぎがそれぞれ乗っていて、ちいかわ版、ハチワレ版、うさぎ版の全3種類です。

ただし、種類は選べません。

 

公式のビジュアルには「映画を1回観たら1つもらえる!」と書かれています。

 

ここまでの3弾を並べると、こうなります。

  • 第1弾 チャームミニフィギュア(ランダム全8種) 7月24日〜8月7日
  • 第2弾 ボンボンドロップシール(1シートに全員) 8月8日〜8月21日
  • 第3弾 プルバックカー「ごきげんセイレーン♪」(ランダム3種) 8月22日〜

ちょうど2週間おきで、前の弾が終わった翌日から次が始まります。

一日も空いていません。

もらいに行く理由が、切れないように並べてあるんですね。

よく見るとちいかわが泣いている

公式が特典を告知した、その29分後。

原作者のナガノが、自分のアカウントに描き下ろしの1枚を投稿しました。

本文は「🎵」の一文字だけ。

説明はありません。

 

描かれていたのは、3体のセイレーンです。

その3体の背中に、ちいかわとハチワレとうさぎが1匹ずつ乗って、島の上を走っています。

画面には「GOKIGEN SIREN」の文字。

その下のほうでは、島の住民たちと島二郎が、驚いて逃げ回っている姿まで描き込まれています。

劇中のセイレーンは、ちいかわたちにとって怖い存在でした。

その怖い相手の背中に乗って、3匹が走っている。

 

そして、この1枚がいちばん話題になったのは、乗っている3匹の顔がそろっていないところでした。

ハチワレとうさぎは、「速い 速いッ!!」と思いきり楽しんでいます。

ちいかわだけが、涙を流しています。

 

「よく見たらちいかわ泣いてて草」

「やはりハチだけ呑気w」

「ごきげん(捕食)」

「島民、阿鼻叫喚でヤバすぎ」

そして、この一言。

「イラストではちゃんとちいかわ泣かせてて神」

神と言われたのは、ちいかわを泣かせなかったことに対してではありません。

ちゃんと泣かせたことに対してです。

 

特典の発表から29分で描き下ろしが出てくる人ですが、この映画でのナガノの仕事は、絵だけではないんです。

映画ちいかわで見せた原作者ナガノのこだわりまとめ※この記事は、物語の核心に触れるネタバレを含みます。 劇場を出たあと、「なんだったんだ、これは」という言葉にならない感覚だけが残る。 ...

 

そのイラストが、これです。

劇中で何が起きたかはここでは書きませんが、あの3体と並んで走る場面は、本編のどこにもありません。

ファンの声で、いちばん多く見かけたのはこれでした。

「ほんとはセイレーン3匹だったの…ってコト!?」

そして、この一行です。

「こんな世界線もあったらよかったのに…なっ!」

セイレーンの頭は犬張子がモデル

特典の実物を手に取ると、まず色が目に入ります。

白地に、黒いぶち。

下半身だけが赤。

この形、どこから来たのでしょうか。

 

映画公式サイトに載ったナガノのインタビューに、答えがありました。

頭のモデルは、犬張子だそうです。

犬張子は、白い犬の形をした昔ながらの張り子人形。

顔に黒いぶちが入っています。

生まれた赤ちゃんが元気に育つようにと、枕元へ置いてやる風習が昔からありました。

お守りです。

そのお守りの頭を借りたキャラクターが、劇中では3匹の前に立ちはだかっていたことになります。

手のひらの特典を見返すと、白と黒のぶちの下に、金魚のような赤い体。

 

ナガノが最初に決めていたのは、大きくてかわいいキャラクターにしたい、ということだけでした。

ラフの段階では姿が決まっておらず、セイレーンの場所に「あのこ」を置いたまま描き進めていたそうです。

 

声のほうも同じで、かわいらしさと怖さを両方出せて、しかも歌が得意な人が求められました。

選ばれた声優の鈴木みのり、決め手はオーディションテープのビブラートでした。

「絶対にビブラートを沢山出していこう、震えでみんなを吹き飛ばすぞ」

本人はそう思って収録に臨んだそうです。

 

その鈴木みのりは、セイレーンという役をこう捉えていたそうです。

悪気があるわけではない。

日々を楽しんでいて、仲間が傷つけられたら許せない。

シンプルで、まっすぐな子。

そのうえで、「同じ種族だったら友達になれたのでは」とも語っています。

背中に乗って一緒に走る絵を面白がっていたのは、ファンだけではありませんでした。

 

本人も、発表の当日にこう反応していました。

赤ちゃんの枕元に置かれてきたお守りの頭と、震えでみんなを吹き飛ばすつもりで出された声が、1体に同居しています。

手元に来たら、まず黒いぶちを探してみてください。

品薄商法を疑う声も出ている

終わる劇場が増えるにつれて、Xの空気も少し変わってきました。

「特典を作る前にこんな大ヒットになると予想してなかったのか」

「品薄商法としてブーストさせるために発注を絞っていたのか」

そういう疑いの声が、実際に出てきました。

 

気持ちは分かります。

2回目、3回目と足を運んできた人ほど、今回だけ手ぶらで帰ることになるからです。

「予約取って行ってきたけど配布終了⁈ 2日目ですけど⁈ せめて3日分ぐらいは用意しとかないとダメなのでは⁈」

予約を取ってから出かけた人ほど、逃げ場がありません。

ただ、実物を手にした人のレビューを読むと、少し違う景色も見えてきます。

モールドのエッジ、合わせ目の処理、タンポ印刷、半光沢の仕上げ。

玩具に詳しい人ほど、無料で配るものの作りではないと書いているんですね。

 

ファンのあいだにも、こういう読みがありました。

「どう考えても第一弾と第二弾よりかさばるから特典として用意できてないんだろうな」

 

数を絞って盛り上げたいだけなら、もっと安く作るほうが早いはずです。

ここまで作り込んだものが足りなくなったのなら、単に作るのが大変だったと読むほうが自然だと思います。

どちらが本当かは、公式が数を出していない以上わかりません。

それでも、手元に来た1台の作りだけは、自分の目で確かめられます。

転売で買うと映画2回分より高い

第1弾のチャームミニフィギュアは1個1,000円から3,000円ほど、全8種そろったセットなら2万円から3万円。

第2弾のボンボンドロップシールは、1シート1,500円から1,700円あたりです。

 

そして第3弾のプルバックカーも、配布が始まって2日でもう並んでいました。

ネットオークションを見ると、1個1,200円から2,600円ほど、3種そろったセットなら6,000円前後です。

おとなの映画チケットは、2,000円前後。

特典1個の値段が、もう映画1回分に並んでいます。

1回観れば特典が1つ確実にもらえて、そのうえ映画も観られます。

 

その第2弾のシールは、配布が始まる前の日からフリマアプリに並んでいました。

ちいかわ映画特典のボンボンドロップシールはいつまで?転売にご注意を皆さん、映画ちいかわはもうご覧になりましたか? 本日8月8日から、入場者特典の第2弾がスタートしました! もらえるのは、ボンボンドロ...

 

映画公式サイトには「入場者特典は非売品です。転売、内容の複写・複製などの行為は一切禁止となります。」と書かれています。

一切禁止、と書いてあります。

それでも、出品は消えません。

ライブのチケットには転売を禁じる法律がありますが、入場者特典のようなおまけは同じようには規制できないのだそうです。

公式が掲げている「転売禁止」は、守ってくださいというお願いのほう。

破っても、法律違反にはなりません。

 

そこで東宝が動かしたのは、配り方でした。

同じ上映回で渡されるのは、1人につき1つだけ。

座席指定券を何枚持っていても増えませんし、受け取れるのはシアターに入る瞬間だけです。

まとめて持ち帰るなら、その回数だけチケットを買って席に座り直すしかありません。

禁止できないので、集めにくくした。

公式にできるのは、そこまでです。

 

そしてここからは、値段が上がるほうへ動きます。

配布を終える劇場が増えるほど、手に入らなかった人が買う側へ回るからです。

すでに1個3,000円、3種そろったセットで7,000円という出品も出てきました。

 

そして、売る側ではなく買う側の募集まで並び始めています。

「近隣の映画館が配布終了で貰えなかった為、お譲り頂ける方を捜しております」

1,000円前後で譲ってほしい、と自分から金額を書いている人がいるんです。

プレミアがつくとしたら、これからです。

 

残っているのは、買う側です。

集英社オンラインの取材に、30代の女性がこう答えていました。

「もしシールが手に入らなかったとしても、転売品は買いません。ちいかわが大好きすぎるので、転売ヤーから購入するなんて、魂を売ってしまうようなものです」

出品が並んでいるのは、買う人がいるからです。

売れなくなれば、ああいった高額な価格も消えます。

もらえた人はセリアへ走っている

配布が終わっていく話が続きましたが、手に入れた人のほうでは、まったく別の動きが起きています。

23日にいちばん伸びたのは、この1枚でした。

セリアで売っている水面スタンドに乗せると、波の上を走っているように見えるという1枚です。

1万件を超える「いいね」がつきました。

 

ただ、行く前にひとつだけ。

この水面スタンドは廃盤で、いまお店にある分で終わりです。

取り寄せを頼んだ人が、店員さんからそう言われたと書いていました。

探すなら、早いほうがよさそうです。

 

3体そろえた人のあいだで広まっているのは、こちらの飾り方でした。

ダイソーかセリアの横開きディスプレイケースワイドに、セリアのミニフィールドを3個つないで入れると、3体が並んで島を走っている場面になります。

 

そして、いちばん笑ってしまったのがこれです。

透明のキーホルダーに入れると、パックに詰められた切り身に見えてしまうという発見です。

中身は入れ替えられるので、その日の気分で連れて歩けます。

 

特典が尽きたという話の裏で、100円ショップの棚が動いていました。

受け取ったあとに、もう一度お金が動いています。

 

もうひとつ、交換の募集を眺めていると、探している名前のところに同じ字ばかり並びます。

「求:うさぎ」。

23日夜の交換投稿41件で、書かれた名前を数えてみました。

探している側に書かれていたのは、うさぎが24回、ハチワレが11回、ちいかわが9回で、うさぎだけ飛び抜けていました。

 

ところが、譲る側を同じように数えると、こうなりました。

ハチワレ29回、うさぎ27回、ちいかわ25回。

3種とも、ほとんど同じだけ出ています。

うさぎが出にくいのではありません。

うさぎを欲しがる人が、いちばん多いだけでした。

特典のあとは9月の上映会がある

配布が始まって4日。

終わりの知らせは増える一方で、第4弾が出るという発表はまだありません。

 

そのかわり、公式が8月24日に出したのは、9月の上映企画のほうでした。

  • 2026年9月5日から 4DX上映(全国の劇場)
  • 2026年9月11日 夜7時から なんとかなれーッ!発声可能応援上映(5都道府県7劇場)
  • 2026年9月23日 夜7時から 自動制御ペンライト演出付き応援上映(同じく7劇場)

 

そして、こちらです。

映画が終わってスクリーンが暗くなったあと、ちいかわとハチワレとうさぎが出てきて、こちらを見送ってくれる回です。

8月にも行われていて、好評だったので9月の分が追加で決まりました。

 

手のひらに乗る特典のほうは、数が決まっています。

早く行った人から順になくなって、それで終わりです。

今日も、朝9時30分の回で締め切った劇場がありました。

 

でも9月の予定のほうは、席さえ取れれば、誰が行っても同じものを受け取れます。

今日、手ぶらで帰ってきた方もいるはずです。

その分は、席を押さえて、もう一度人魚の島へ行きましょうか。

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