2026年8月31日の午後2時、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の公式が、入場者特典の第4弾を発表しました。

9月5日の土曜日から配られる「チャームミニフィギュア」です。

全4種類のランダム配布と書かれています。

 

発表から1時間ほどで、表示回数は340万を超えていました。

「本番きた」「いかなきゃ、4回目!」という声が並んでいます。

 

ただ、その4種類の顔ぶれを見て、反応の色が少し変わりました。

島二郎、セイレーン、ヒトハ、フタバ。

ちいかわもハチワレもうさぎも、1体も入っていません。

そのうえで、どれが来るかは選べません。

 

ヤフーニュースのコメント欄で目立ったのは、この一言でした。

「本当に隙がない」

同じお知らせの中では、第3弾が終わる日も決まりました。

9月5日に何がもらえるのかと、第3弾がいつまでなのか、そして4回行かせる配り方のどこが有能なのかまで、ネタバレなしで確かめていきます。

入場者特典第4弾は9月5日から配布開始

公式が出したのは、こんなお知らせでした。

配布は9月5日(土)からです。

もらえるのは、バッグや傘につけられるチャームミニフィギュア。

映画を1回観たら、1つもらえます。

通常版でもIMAX版でも4DX版でも、渡されるものは同じです。

その4DX上映も、同じ9月5日から始まります。

 

渡されるのは、チケットを買ったときではありません。

シアターへ入るときです。

入る前や、観たあとに受け取ることはできないと書かれています。

そして、いつもの一文もついています。

劇場ごとに数に限りがあるため、その回のお客さん全員分を用意できなくなった時点で、配布は終わります。

ポスターにも「数量限定」と大きく入っていました。

第3弾のごきげんセイレーンは9月4日で終わり

今回の発表には、もうひとつ大事な行が入っていました。

公式の特典ページに並んだ注意書きの、いちばん最後です。

 

「入場者特典第3弾『ごきげんセイレーン♪』に関して、残数がある劇場においては、9月4日(金)までの配布となります。」

 

8月22日に始まった第3弾のプルバックカーに、ようやく終わりの日がつきました。

読み飛ばせないのは「残数がある劇場においては」のほうです。

もう配り終えた劇場は、9月4日まで待っても戻りません。

 

4回分を並べると、日付の付き方が見えてきます。

  • 第1弾 7月24日から8月7日まで
  • 第2弾 8月8日から8月21日まで
  • 第3弾 8月22日から9月4日まで
  • 第4弾 9月5日から

どの弾も、次の弾が始まる前日で切られています。

8月25日の時点で第3弾にだけ終わりの日がなかったのは、次がまだ決まっていなかったからでした。

 

その第3弾は、配布4日目にして、朝9時30分の回で締め切った劇場が出ています。

セイレーン
ごきげんセイレーン配布終了まとめ|第三弾特典の品切れが早すぎる件皆さん、映画ちいかわの入場者特典は、もう手に入れましたか? 2026年8月22日から、第3弾のプルバックカー「ごきげんセイレーン♪」の...

今回の4種に島二郎とセイレーンが入った

4種類の顔ぶれは、島二郎、セイレーン、ヒトハ、フタバです。

島二郎は、まわしを締めた大きな体のあの人。

ニュースの見出しにも「島二郎キター!」「島二郎が初登場」という言葉が並びました。

 

セイレーンは、赤い尾ひれのついた形です。

ヤフーニュースのコメント欄には、こんな一行がありました。

「セイレーンが欲しい。むっちりしてて可愛い。」

ヒトハとフタバは、紫色の丸い体で、この2人だけがよく似た形をしています。

 

ただし、名前が特典に出るのが初めてというわけではありません。

第2弾のボンボンドロップシールには、島二郎もセイレーンも、ヒトハとフタバも入っていました。

初めてなのは、この4人が立体になることのほうです。

ちなみに、その第2弾のシールは8月21日で配布を終えています。

ちいかわ映画特典のボンボンドロップシールはいつまで?転売にご注意を皆さん、映画ちいかわはもうご覧になりましたか? 本日8月8日から、入場者特典の第2弾がスタートしました! もらえるのは、ボンボンドロ...

 

ファンのあいだでは、このチャームは「めじるし」と呼ばれています。

1弾がめじるし、2弾がシール、3弾がプルバックカー、そして4弾でまためじるしに戻った、という数え方です。

最後に「5弾はなにかな〜」と付いているのが、いまの空気そのものだと思います。

ちいかわとハチワレとうさぎが1体もいない

4つの名前を並べて、あれ、と思った方も多いはずです。

主役の3人が、1体も入っていません。

これは選び忘れではなく、順番の問題でした。

 

第1弾も、じつは同じチャームミニフィギュアです。

こちらはランダム全8種で、主要キャラクターがそろっていました。

7月24日から8月7日までの配布です。

第3弾のプルバックカーは全3種。

ちいかわ、ハチワレ、うさぎを、それぞれセイレーンの背中に乗せた形でした。

 

つまり主役の3人は、1弾のチャームと3弾のプルバックカーで、すでに配り終えていることになります。

 

公式の説明文も、そこだけ入れ替わっていました。

第1弾は「ちいかわたちを身近に感じられる、劇場限定アイテム」。

第4弾は「島二郎たちを身近に感じられる、劇場限定アイテム」。

同じ一文の、名前のところだけが替わっています。

ちいかわ側の3人は3弾までで区切って、4弾は島の側の4人にする。

そう決めて配っている、ということになります。

 

もっとも、島の側にもまだ出ていない顔はいます。

「特典はランダムかつ、人魚ちゃんは無しか残念」というコメントもありました。

第2弾のシールには入っていた人魚たちが、今回の4種には入っていません。

そしてもうひとつ、同じ形が並ぶことに気づいた人もいます。

「特典第4弾もあるんかいw 第1弾と合わせてコンプリートする人凄い」

第1弾の8種と第4弾の4種を足すと、めじるしは全部で12種類。

形が同じなので、並べると1つの列になります。

第1弾を集めきった人ほど、同じ形が4つ増えると聞いた時点で、その列の続きを思い浮かべてしまうはずです。

ヒトハとフタバが別々なのが切ないという声

顔ぶれが出たあと、いちばん共感が集まったのは、うれしいでも欲しいでもありませんでした。

ヒトハとフタバのことです。

ヤフーニュースのコメント欄で、いちばん多くの共感を集めていたのがこれでした。

「おいおいランダム全4種ってなんだよ! ヒトハだけ(もしくはフタバだけ)もらったら・・・切ないじゃないかw」

 

Xでも、同じことを書いている人がいます。

「あの二人は揃えてあげたいので」。

自分が揃えたいのではなく、二人を揃えてあげたい、という言い方をしています。

第2弾のシールでは、公式もこの2人を「ヒトハ&フタバ」と1つに数えていました。

それが今回、2つに分かれています。

そして、ここで効いてくるのがランダムです。

「全4種……ランダム……」の点々に、言いたいことが全部入っています。

 

1回観て1つで、種類は選べません。

4つそろえるには、うまくいって4回です。

同じものが続けば、5回でも6回でも足りません。

配布の5日前からもう交換の約束が並んでいる

発表されたのは8月31日の午後2時で、配布が始まるのは9月5日です。

まだ5日あります。

それなのに、発表当日の夕方には、もうこういう投稿が出ていました。

「譲:島二郎/求:ヒトハ、フタバ、セイレーン」。

まだ誰も受け取っていないのに、譲る側と求める側が先に決まっています。

Xで「ヒトハ」と「特典」の2語を新しい順に13件たどってみたところ、そのうち3件が交換の相談でした。

「9月5日、札幌で手渡し。難しければ郵送で」と、受け渡しの方法まで書いている人もいます。

初日の朝に何が来るかは、誰にもわかりません。

それでも先に相手を探しておくのは、動く人がいちばん多いのが初日だと知っているからでしょう。

注意書き12項目が転売対策で埋まっている

公式の特典ページには、第4弾の下に注意書きが12項目並んでいます。

ひとつずつ読むと、配り方の説明が続いているだけに見えます。

ただ、そのうちの5つは、同じことのために書かれていました。

  • 同じ上映回で渡すのは1人1つ。座席指定券を何枚持っていても1つ
  • 渡すのはチケットを買ったときではなく、シアターへ入るとき
  • 入場の前も、観たあとも渡さない
  • ランダム配布なので、種類は選べない
  • 劇場内でのトレーディング行為はご遠慮ください

1人がまとめて持ち帰れないように、5か所で止めてあります。

チケットを何枚買っても増えず、代わりの人に取りに行かせることもできず、その場で交換して揃えることもできません。

そのうえで中身はランダムなので、ほしいものだけを狙って集めることもできない形になっています。

5日前から交換の相手が決まっていくのは、この5つ目の行があるからです。

 

そして12項目の中には、非売品だと言い切っている行もあります。

転売、内容の複写・複製などの行為は一切禁止となります。

発表の直後には、この形だからこそ転売ヤーが押し寄せるのではないか、という心配もXに出ていました。

めじるしのチャームは、いま特に人気のある形です。

第1弾と同じものが戻ってきたので、身構える人がいるのは当然だと思います。

 

それでも、そこまで見たうえで違うことに気づいている人もいました。

力を入れているだけでなく、数も用意されている。

配り方そのもので転売を儲けにくくしていて、そこにグッズの売れ行きまでつながっている、という読み方です。

「隙がない」と言われているのは、たぶんこのことでした。

特典が興行収入を122億円まで運んだ

同じ日、東宝はもうひとつの数字も出しています。

7月24日の公開から8月30日までの38日間で、観客動員849万人、興行収入122億円。

8月16日までの24日間では、92.8億円でした。

2週間で、およそ29億円伸びています。

その2週間に配られていたのが、第2弾の後半と、第3弾のプルバックカーです。

 

ヤフーニュースのコメント欄にも、そこを言い当てている人がいました。

「映画の特典ってカードとかみたいな印刷物が多いのに、ちいかわは第4弾までほとんど立体物」

「第1弾をコンプした人が『また行って揃えなきゃ!』ってなることを計算してるでしょ。本当に隙がない」

別のコメントは、お金の使い道の話をしていました。

「売れっ子芸能人を声優にしたり売れっ子アーティストに主題歌を歌わせたりとかこういったところで金を使わずに済むから特典に金を回せる」

そして、いちばん腑に落ちたのがこれです。

「ソシャゲのガチャの方が映画のチケット代よりはるかに高くつくなんてケースもあるわけで、そこと比べたら映画の特典は安い上にプレミア感すら味わえる」

 

ランダムであることを、もう不満ではなく前提として受け取っている人が多いのだと思います。

 

もっとも、特典だけでこの数字は出ません。

原作者のナガノが、脚本から総作画監督、主題歌の作詞まで自分の手で握った作品です。

映画ちいかわで見せた原作者ナガノのこだわりまとめ※この記事は、物語の核心に触れるネタバレを含みます。 劇場を出たあと、「なんだったんだ、これは」という言葉にならない感覚だけが残る。 ...

9月5日までにやっておきたいこと

最後に、この5日間の話です。

第3弾のプルバックカーがまだ残っている劇場は、9月4日が最後の日になります。

残っていれば、の話です。

 

在庫は、劇場の予約サイトで確かめられます。

特典の残りを○△×で出しているところがあり、△は残りわずか、×はもう終わりです。

座席の選択画面に「配布終了」と出る劇場もあります。

 

9月5日からは4DX上映も始まるので、その回でも同じ特典が渡されます。

 

気になるのは、初日に行けば必ず受け取れるのか、というところだと思います。

第3弾のときは、初日の夜に配布を終えた劇場がありました。

4日目には、朝9時30分の回で締め切ったところも出ています。

ヤフーニュースのコメント欄にも「週末で枯れるか。」という一行がありました。

公式は配布数も残数も教えてくれません。

問い合わせもご遠慮くださいと書かれています。

いま読める在庫の手がかりは、予約サイトの○△×だけです。

初日の土曜は、いちばん人が集まる日になりそうです。

 

まだ観ていない方へ、ひとつだけ。

この映画は、帰り道で口数が減るのは子どもより大人のほうだと言われています。

【ネタバレなし】映画ちいかわが観たくなる裏話まとめ皆さん、もう映画「ちいかわ 人魚の島のひみつ」をご覧になりましたか? 「どうしようかなー」と思っている人に朗報です! 入場者特典の第...

 

全4種と聞いた時点で、たぶん多くの人が、4回分の予定を頭の中で数えたはずです。

数えたうえで出かけるのだから、これは乗せられているのではなく、乗りにいっているのだと思います。

9月5日、手のひらに乗るのがどの1人になるかは、開けてみてのお楽しみですね。